「栗の花が臭いのはスペルミンが主因」という定説について化学の専門家に伺ったメモ。どうやら違うみたいです。 栗の花の香は一種独特の臭みがあることから、猥談の定番トピックスになってます。 その栗の花の芳香成分が人の精液に由来するスペルミンだというのは長らくインターネットでの定説とされていました。 私もずっとそうだと信じてたんですけど、化学の先生から待ったがかかっていろいろご教示いただいたので記録しておきます。 どうやら、クリの花の香気成分はスペルミンじゃなくて不飽和アルデヒドみたいですよ。 栗の花の匂い成分 栗の花の芳香成分についてネット検索すると、あちこちに「栗の花が臭いのはスペルミンの分解生成物が含まれるから」と書かれてます。 スペルミンは精液に多く含まれ、特有の臭気の元となる化合物です。昔から両者の匂いは似てると言われており、私もすっかりそう言うものだと思い込んでました。 そこで「栗の花
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