iPhoneがなぜ凄いか。僕がなぜ重要視しているかの理由を述べる。 それは、iPhoneは文明であり、日本のケータイは文化だからだ。 司馬遼太郎さんの著書、『街道をゆく』のどれかだったか『アメリカ素描』であったかは忘れたが、彼は文化と文明の違いを以下のような説明をしていたと記憶している。 ”文明とは『たれもが参加できる普遍的なもの・合理的なもの・機能的なもの』をさすのに対し,文化はむしろ不条理なものであり,特定の集団(たとえば民族)においてのみ通用する特殊なもので。他には及ぼしがたい。つまりは普遍的でない” これを受けて僕がより簡潔にまとめると、こうだ。 文化=民族内のローカルルール 文明=民族間のグローバルルール 例えば日本人的な阿吽の呼吸(笑)を相手に期待したり、都会では失われつつあるさまざまなしきたりのようなものは、それに従っている限り、非常に濃密な人間関係を保てるし、心地よく過ごす
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