未明のキャバクラに“毒ガス攻撃”が仕掛けられた。10日午前4時40分ごろ、千葉市中央区本千葉町の6階建ての雑居ビルの5階にあるキャバクラ「トップモード千葉」から「ガスのようなものが入った缶が、店内に投げ込まれた」と119番があった。 千葉市消防局などによると、店内にいた客や従業員らが目やのどの痛みを訴え、10~50代の男女12人(男性3人、女性9人)が病院に搬送された。いずれも軽症という。 県警千葉中央署によると、現場から催涙ガスが入っていたとみられる長さ約20センチ、直径約10センチのスプレーのような円筒形の茶色の缶が1本見つかった。缶には、ドライバーのような突起物で突いて開けたような穴があった。同署は傷害事件として捜査。店と客、または客同士のトラブルがなかったか調べている。 (紙面から)