私の仕事は「“楽しくて仕方ない”心の状態をつくり、みなさんの仕事や人生に役立ててもらうこと」。少し固めに説明すれば「フロー理論を応用したスポーツ心理学を用いて、アスリートやビジネスパーソンのパフォーマンスを高めること」でしょうか。 キーワードである「フロー」に触れる前に、まず前提として確認しておきたいことがあります。それは「人間のパフォーマンスは心の状態で決まる」という事実です。 仕事においても、結果にとらわれすぎず、やるべき作業に夢中になっているときのほうが結局は成果も上がる。そんな個人が集まる組織があれば、当然大きな目標を達成できます。逆に、ストレスに苦しみ、やる気が萎えた社員ばかりの組織はパフォーマンスが落ちる。ここまでは、体験的にも理解できますよね。 問題は、人間の心の状態が「目に見えない」ということです。 携帯電話のようにアンテナが表示されて「ここは圏外だな」と見てわかれば対策が
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