JR三鷹駅から徒歩約12分。すかいらーくホールディングス(HD)本社の目の前に、同社が展開する郊外型カフェ「むさしの森珈琲」の武蔵野西久保店(東京都武蔵野市)がある。ゆったりとくつろげるソファを配置した店内には、こだわりのコーヒーを飲みながら本を読んだり、談笑したりする女性客やシニア客が多い。 この場所には以前、ファミレスの「ジョナサン」があった。だが、近隣にあるジョナサンの店舗とのカニバリ(共食い)が懸念されたことからコロナ禍のさなかの2021年7月に業態転換した。 ファミレスからカフェに変わったことで来店動機も変化。食事をするだけでなく、店にいる時間を楽しむ客が増えた。ジョナサン時代からテラス席を用意していたが、「むさしの森珈琲になって目に見えて利用が増えた」と同社執行役員店舗開発本部マネージングディレクターの梅木郁男氏は話す。 数字でも転換効果がはっきりと出た。厚切りトーストなどを提
この記事の3つのポイント 新NISAスタートで2024年以降の口座開設数は前年同期比3倍 今後はデジタル駆使したオンラインのアドバイザリー業務に注力 みずほの楽天証券過半出資、必ずしもプラスにならない 1月30日に2023年12月期の決算を発表した楽天証券。新しい少額投資非課税制度(NISA)開始の影響もあり、売上高にあたる営業収益は前年同期比16%増の1108億円、当期純利益が87%増の173億円と、ともに過去最高を更新した。一方で、国内株式等の委託手数料は5%程度の減収となり、23年10月からの日本株の売買手数料無料化競争の影響が影を落とす。手数料無料化は、今後も業績の足かせになるのだろうか。そして、楽天ポイント改悪の影響は。楽天証券の楠雄治社長に、今後の成長戦略について聞いた。 1月に新NISAがスタートして、口座開設の動きはどうですか。 楠雄治社長(以下、楠氏):例年、年末年始は口
本格的な受験シーズンが到来しました。 今まさに、全国の受験生たちが合格をつかみ取るため 日夜勉強に励んでいることでしょう。 一方、大学にとっても受験生から選ばれることは、 少子化が進行する日本においてまさに死活問題です。 定員まで学生を確保できなければ、今後の学校運営に大きな支障をきたすことになります。 そのような状況で、学生獲得だけではなく、そのほかの手法で 収益の確保に活路を見出している大学が増えていることをご承知でしょうか。 その収益源こそ「不動産投資」です。 実は大学をはじめ、多くの有名企業も『不動産事業』をひとつの事業の柱として運営しています。 これは何も大企業や大学だけの話ではなく、 中堅規模の企業も取り入れる会社もいるのです。 今回のコラムでは、不安定な本業収入を補う 大学の不動産投資事情と企業の不動産投資の実践事例をご紹介します。 ニッセイ基礎研究所が実施した、「保有不動産
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く