近頃の若者は地元志向が強いという。仲間の家やファミリーレストランに集ったり、ミニバンで近所の大型ショッピングセンターに出掛けたりするのが大好きで、遠出は好まず上京志向もない。隣接する東京に何かと若者の関心を奪われがちだった神奈川県にとって、地域再興のチャンス到来か。そんな彼らを「マイルドヤンキー」と命名した博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平さん(37)に聞いた。 ◇ −いつごろからマイルドヤンキーのような地元志向の強い若者が出てきたのか。 「経済の停滞と若者の上京志向のなさには関係があるとみている。日本経済が停滞し『失われた20年』と呼ばれたこの間に徐々に増えたのではないか。若者の雇用が不安定になり、新しい土地で生活を切り開く経済力がない。都会で就職した先輩は薄給と高い家賃に苦しんでいて、幸せそうには見えないのだろう」 −東京への憧れもなくなった。 「かつては東京
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