安倍晋三首相は20日、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策を巡り、首相がハリス米太平洋軍司令官に反対の意向を伝えたと米ワシントン・ポスト紙が報じたことについて、「核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定した。羽田空港で記者…
政府は、アメリカ軍普天間基地の移設計画などをめぐって、沖縄県との対立が続く中、鶴保沖縄・北方担当大臣の大臣補佐官として、先の参議院選挙に沖縄選挙区から立候補して落選した、島尻前沖縄・北方担当大臣を起用する方向で調整を進めています。 これに対し、沖縄県の翁長知事は、普天間基地の移設計画に反対する姿勢を堅持し、政府の対応を批判しており、政府と沖縄県の間で対立が続いています。 こうした中、政府は、今月の内閣改造で初入閣した鶴保沖縄・北方担当大臣の大臣補佐官として、先の参議院選挙に沖縄選挙区から立候補して落選した、島尻前沖縄・北方担当大臣を起用する方向で調整を進めています。 政府としては、参議院議員を2期務め、沖縄の地域振興に閣僚として取り組んだ島尻氏の経験を、大臣補佐官として役立てることで、地元との対立を和らげ、移設計画への理解を少しでも広げたいというねらいがあるものと見られます。
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