ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (2)

  • 書評 「ストーリーが世界を滅ぼす」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する 作者:ジョナサン・ゴットシャル東洋経済新報社Amazon 書は進化的視点から文学を論じる著書を持つ英文学者であるジョナサン・ゴットシャルによる,物語*1がヒトの認知にとってどのような意味を持ち,それが現在の世界にどういう影響を与えているかを論じただ.あるいは「物語の闇の力」についてのといってもよいだろう.原題は「The Story Paradox: How Our Love of Storytelling Builds Societies and Tears them Down」 序章 物語の語り手を絶対に信用するな 序章では書の大きなテーマが語られている.ヒトが会話するのは,それは相手を「なびかせる」ためだ.それは他人の心に影響を与えることであり,普通には説得で,時には操作ということになる.そして著者は「物語」こそが「なびかせ

    書評 「ストーリーが世界を滅ぼす」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    IkaMaru
    IkaMaru 2022/10/01
    概ね興味深く読んだが、「あなたはそのような物語を信じているのですね?」と混ぜ返したくなるような記述も一部ある
  •  「ゴジラ幻論」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ゴジラ幻論 ――日産怪獣類の一般と個別の博物誌 作者: 倉谷滋出版社/メーカー: 工作舎発売日: 2017/02/18メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 書は日の進化発生学(エヴォデヴォ)の第一人者である倉谷滋の手によるゴジラである.倉谷は昨年末から今年初頭にかけて「分節幻想:動物のボディプランの起源をめぐる科学思想史」(2016/11)という800ページを越える超巨大を執筆し,さらに2004年に刊行された「動物進化形態学」をほとんど全面的に書き直した,これも700ページを越える「新版 動物進化形態学」(2017/01)も出している.このものすごい執筆量にはただただ圧倒されるのだが,さらに書である.おそらくこの巨大を書いている合間に息抜きも兼ねて楽しみながら書いていたのだと思われるが,しかし実際に手に取ってみると小粒ながら濃密な書物になっている. 書を

     「ゴジラ幻論」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    IkaMaru
    IkaMaru 2017/03/14
    VSキングギドラに出てきたゴジラザウルス及びミニラやリトルゴジラがどれもあまりゴジラと似てない事には言及されてるのかな
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