ブックマーク / suminotiger.hatenadiary.jp (13)

  • 「合理的配慮」を受けるためのプロセスと、その交渉のための第三の支援 - スズコ、考える。

    「配慮」を求める声 ここ数日、映画の字幕のことで色々と議論が紛糾している様子を眺めていました。 聴覚障害のある方にとっては字幕が無ければ劇場では観ることすらできない、そこへの不満の声や、実際に現場で行われつつあるさまざまな配慮、今後実現可能性の高い技術などについて、色々な意見が交わされていました。 その中には、発達障害特性ゆえ字幕がついていることが逆に困難になるという声も存在し、障害に対する配慮の底の深さを感じています。私自身も字幕がついているとそこに意識が集中して画像を見逃したりしやすく、デジタルテレビの字幕のような不細工な文字が画面を埋めるような映像は観ていて辛くなるので、全映画に字幕がつくことになったら映画館で映画を観られるかは正直わからないところではあります。 一方に寄り添えば他方に支障が出るかもしれない、そうならないような体制が構築されていくこと、それは以前はユニバーサル(デザイ

    「合理的配慮」を受けるためのプロセスと、その交渉のための第三の支援 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2016/09/22
    いずれにせよ「ビジネスなんだよ。慈善事業じゃねえんだよ」で排除できるような時代ではない。そこを勘違いしているような反応が多かったことは何とも残念
  • 朝日新聞のお悩み相談、壇蜜さんの回答に思うこと - スズコ、考える。

    セクハラに悩む中1女子と、壇蜜さんの回答 昨日TLに壇蜜さんの名前が並んでいるので何事だろうと思ったら、こんなことだったようです。 相談者は中学1年生(12)女子、特定の男子生徒からの日常的なセクハラに悩んでいるようです。 そのハラスメントの内容は 「今日のブラジャー何色?」と毎日のようにクラスのある男子に聞かれます。最近では「胸をもませるかパンツを見せて」と言ってきます。 というもの。日々これを繰り返されることにイライラが募っているという相談者の女の子。 壇蜜さんがこの子に対して 悪ふざけには貴女の「大人」を見せるのが一番だと考えます。次に見せて触らせてと言ってきたら、思いきってその手をぎゅっと握り「好きな人にしか見せないし触らせないの。ごめんね」とかすかに微笑(ほほえ)んでみてはどうでしょうか。 と「大人の女性としてあしらうこと」「手を握ること」を勧めているんですね。 回答に憤りを感じ

    朝日新聞のお悩み相談、壇蜜さんの回答に思うこと - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2016/08/10
    中学生を真っ当な読者として認めない新聞なんてこの先必要とされるものかね
  • 「迷子紐(幼児用ハーネス)より手をつなごうよ」に対する違和感 - スズコ、考える。

    「迷子紐、許せる?許せない?」 末っ子5歳を連れて行った病院、調剤薬局についたのはお昼を少し過ぎた頃で、待ち合いのテレビでワイドショーっぽい番組が流れていました。 色々なトピックについて「許せる・許せない」を討論するコーナーらしく、著名な教育評論家の方やママタレントなど数人が2つに分かれてそれぞれの見解を言い合い最終的になにかしらの方法でどっちが優勢かを決めるようになっているようでした。 いくつめかの話題が「迷子紐、許せる?許せない?」 幼児用ハーネスについては私もこれまでにこのブログ上やTwitterで言及して来たことだったので興味深く耳を傾けました。 Meilleur reve(メイヤーリーブ)【お散歩を楽しく】迷子 防止 ベビー セーフティ ハーネス 赤ちゃん リュック リード セット 子ども キッズ 幼児 ひも 怪獣 男の子 (04イエロー) メディア: ウェア&シューズ この商品

    「迷子紐(幼児用ハーネス)より手をつなごうよ」に対する違和感 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2016/05/24
    これはもう「嫌なら見るな」で突っ撥ねるしかないんじゃない? どんなに言葉を尽くしても自分の快不快だけが大事な人に通じるとは思えない
  • 「ピンクのランドセル」から考えた差別と多様性のこと - スズコ、考える。

    新学期、うちの子たちも新しい教室で新しい担任のもと新しい生活が始まりました。 今朝のTLに流れて来たのはカラフルなランドセルの画像と多様性の容認を喜ぶ声のツイート。うん、私の小学生の頃は赤と黒が主流だった小学校でも、30年近く経った今は登下校の子どもたちのランドセルはとてもカラフル。子どもたちの学校でも白や銀やパステルカラーや、色んな色のランドセルが並んで校門へ向かう姿が見られます。 カラフルなランドセル 教室に当たり前に並ぶカラフルなランドセル。子どもたちは、誰がどんな色のランドセルを持っているかについて特に話題にすることは有りません。誰のかを識別する程度、どんな色を持っているかで相手への価値観が変わる様子は見られません。最初からカラフルなものとして受け止めているから、違っていることが当たり前だからなんだろうなと思います。 そうその、違っているのが当たり前だということ。 それは、30年前

    「ピンクのランドセル」から考えた差別と多様性のこと - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2015/04/10
    海の向こうでタトゥーが当たり前になってるのも、「自分の肌の彩りを自分で選択する」という要素があるのかもしれない。生まれついての肌の色で人生が決まる社会に抗うための選択
  • 子どもを加害者にする、嫉妬・ねたみ - スズコ、考える。

    夜中に障碍児をからかう小学生のことを複数の方がツイートしているのを拝見しました。私自身みんなと同じことが出来ない子どもがからかわれるように見える場面に直面して悶々としたり、自分の過去を思い返して怒りや哀しみがわき上がって落ち着かなくなったりした過去があるので、憤りを感じる親御さんの気持ちは我がことのように読みながら共感してしまいます。 ただ同時に、その加害側である子どもたちに対してどう接していくべきかということについて色々と思い悩む事もあります。 きつく叱った方が良い、のは誰のため 夜中に見たツイートに関しては、当時者の親御さんには沢山の方から、そんなことした子には厳しく直接注意したりした方が、という声が寄せられているのも見ました。うん、それは有効だと思います、我が子を守るために。 そうなんです、あくまでも我が子を守るために、だと思うのです。 我が子に近づくな、下手したらただじゃおかないぞ

    子どもを加害者にする、嫉妬・ねたみ - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2015/03/08
    障害を持っていようと持っていまいと、子供は等しく不完全な人間だという事を忘れてはいけない
  • 親の勘違い〜子どもが本当に求めていたもの - スズコ、考える。

    「一緒に寝て良い?」 ここで何度か触れましたが、息子が学校で色々と問題に直面してしまって不安定になっておりまして。スクールカウンセラーさんと面談したり学校側と話し合ったりと色々な形で凹みきった彼のために何が出来るのかを考えたり試してみたりの日々でした。 彼を連れて二人で出かけてみたり、学校を休みたいという時は私も仕事をセーブして家でゆっくりしてみたり、好きなべ物を買って帰ってみたり、家族で遠出してみたり。 そんな中、いつもは自分のベッドで寝ている長男が「一緒に寝て良い?」と言った日がありました。私は末っ子三男と同じベッドで寝ているのですが、ちょっと狭いけどお隣どうぞ、とお迎えして、3人並んで休みました。いつもストレートに甘える次男ではなく反抗期にさしかかったツンデレ長男がそんなことを言うのがちょっと意外でなんとなく印象に残る出来事でした。 思えば長男は学校でのトラブルが始まったころから夫

    親の勘違い〜子どもが本当に求めていたもの - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2015/03/03
    普段一緒に遊んでない大人にどこに連れて行って貰っても、一緒に楽しんでるというより「喜んであげている」感覚になっちゃうね
  • 「女性が〜〜に向いている」ように錯覚させる性差ではない2つの差。 - スズコ、考える。

    新年最初のエントリになります。 今年もぼちぼち考えていきます。よろしくお願いいたします。 さて最初に何を書こうかな、と思っていた昨夜。 認知症の父親の介護のことを書かれたツイートが流れてきました。その中で、男性は親が呆けてしまうことを受け入れられないことが多い、というような表現を見て気にかかりました。 現実として、私の周りでもその傾向はあります。 自分の親の介護をに任せて病院にも行かない男性、って結構たくさんいます。 受け入れられない、という人の声を実際にきいたこともあります。直視出来ない、どう対応して良いかわからない、見ていて辛い。 そういう逃げ腰の身内を持ちながら、結局出来る誰か(主にその人のや姉妹)が介護を全うして見送って行くのを周囲で何組も見てきました。 男性には受け入れづらい。向いていない。転じて、女性の方が向いている。 これは、介護のことを話す時によく耳にすることでもあり

    「女性が〜〜に向いている」ように錯覚させる性差ではない2つの差。 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2015/01/06
    「女性は我慢強い」と臆面もなく言える人はおそらく、女性に我慢を強いる事を当たり前のように行ってきた人
  • 親がダメだと子供がダメになる社会で良いんだろうか。 - スズコ、考える。

    前にどれかのエントリで、小4長男が学校で問題を抱えているというようなことを書いた記憶があるのですが、彼のクラスはすこし前から学級崩壊と言えるかもしれない環境になっているようです。 今年度赴任して来た担任の先生が問題有りだということは田舎なのですぐに話が回ってきました。保護者の間にもじわじわその話が伝わり、子どもたちからも不満の声が聞こえるようになり。 嫌な予感がしていたのですが、その影響をもろに受けたギャングエイジの子どもたち、一部が授業をまともに受けられないとか落ち着かない、喧嘩が頻発する、課題に取り組まないなどの様子を見せ始め、その中にうちの息子も含まれていました。 家での様子もおかしかったので、担任との会話の中で異変に気づいてからは学校に何度も足を運び、担任や校長教頭と対応策について話す時間を取って頂き、学校内外の相談機関も利用し、あちこちに奔走すること数ヶ月、気づいたら長男はクラス

    親がダメだと子供がダメになる社会で良いんだろうか。 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2014/11/01
    「教育は親の責任。行政に押し付けるな」みたいなのが散見される事に暗澹たる気分になる。それで社会性も能力も身に付かずに困るのは親じゃないよ。何の責任もない子供に全てが押し付けられるんだよ
  • 「おさるのジョージ」に思う、社会で子どもを育てるということ。 - スズコ、考える。

    以前から、アニメ「おさるのジョージ」の黄色いおじさんスゲー!というのはTwitterのママクラスタで散見されるコメントでした。 「おさるのジョージ」というのはNHKで土曜日の朝に放映されているアニメ。元は洋書の絵です。(参考;NHKアニメワールド おさるのジョージ)(絵のタイトルも「おさるのジョージ」、最初日に入って来たときは「ひとまねこざる」というタイトルの絵として広まっているみたいです。) NYの街に暮らす研究者の「黄色いおじさん」(帽子から衣類、まで全部黄色しか着ない、ジョージの飼い主です)と暮らす「おさるのジョージ」(外見と知性の高さからおそらくはコモンチンパンジー。)の物語です。 ジョージは原題の「Curious George(知りたがり屋のジョージ)」に現されるように、好奇心旺盛なチンパンジーがあれこれ事件を起こしたりほんわかなお話を引き起こしたりする、子どもたちが大

    「おさるのジョージ」に思う、社会で子どもを育てるということ。 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2014/10/10
    黄色い帽子のおじさんどころか、野原みさえさんになるのもなかなか大変ですよ
  • 子どもに「謝りなさい!」と言っていませんか? - スズコ、考える。

    週末、子どもたちを連れての小旅行の途中、大きな遊具のある広い公園に立ち寄りました。 遊具のそばには草すべりができる広い土手があって、遊具に飽きた息子たちは車に積んでいた段ボールを持ち出して土手を登って行きます。 かなり幅広の土手なのに、うちの子たちを含めなぜか同じところばかり滑る子どもたち。うちの子たちは段ボールを敷いてるからそうスピードは出てないんだけど、プラスティック製のそりを持参している子も結構いて、一列に並んではつぎつぎ滑る。 もっと広がって滑ればいいのになぁ、ぶつかりそうで危ないなぁ…と思っていたちょうどそのとき 「どすん」 土手のまんなかあたりで止まってしまった末っ子の背中に後ろからすべってきた子の大きなそりがぶつかりました。 そりに乗っていたのは末っ子と同じ4歳くらいの男の子。 末っ子に近寄る私の横を男の子の名前を呼びながら駆け寄って来た男性。お父さんなんだろうなと思うのだけ

    子どもに「謝りなさい!」と言っていませんか? - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2014/09/16
    悪いという気持ちより「ここで子供が謝らなければ悪感情を持たれて話がこじれる」という保身が「謝りなさい!」と言わせる。大人には当たり前の世間知だが、子供には分からず親への不信感となって残る
  • 息子に教えた「読書感想文」の書き方のこと。 - スズコ、考える。

    25日が始業式だったので、我が家はちょっとはやめの夏の終りを感じております。 1日から学校のところも多いのかな、TLには夏休みの宿題に苦悶するお子さんの様子のツイートがちらほら。 小4息子も今年は去年から突然グレードが上がったのか、難易度の高い宿題が増えました。量も質もアップ、という感じ。 その中に、読書感想文がありました。 真っ白な4枚の原稿用紙をぼんやり眺める息子。 「どうしたらいいんかわからん」 ぼそっと呟いたので「どうやって書くか、習ってないの?」と聞くと、首を縦に振る。 習ってない?? ……自分の過去を振り返って、読書感想文の書き方は習っただろうか、その記憶はあまり定かではないのだけど、少なくとも作文用紙を前に「なにをどうしたらいいのかすらわからない」状況に追い込まれたことは無かった記憶がある。 そこでふと思い出す。 一学期の途中の学級だよりにあった先生手書きの小さなコメント。

    息子に教えた「読書感想文」の書き方のこと。 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2014/08/29
    何に感動したとか何を見習おうと思ったとか、そういう「リアルの肥やし」的な本の読み方が小学生の時分から大嫌いだったのが感想文の苦手に繋がってた。自分が好きな読書はもっと内省的な行為なのに
  • 「知らなければ繰り返されないのか」 長崎、原爆の日に寄せて。 - スズコ、考える。

    中学2年のときだったと思う。 広島、原爆の日に寄せて。 - スズコ、考える。 のエントリに書いたように平和教育の盛んだった地域で育ち、また同様に同和教育も受けてきた私にとって、道徳的なことや平和に関する授業を受け、それに対する感想を述べたり書いたりすることは年に数回ある日常的なことになっていました。 大人に対する反抗的な気分が盛り上がる時期でもあった14歳。 小さい頃から模範的な感想文を書いては評価を得てきた私にも多少の反発心があったのだろうと思います。道徳の時間に同和授業を受け、部落差別のことについて学んだ後に感想文を書くことを求められ、原稿用紙が前から配られたとき、それを前にボソッと私はこういいました。 「どうせ、きれいごとを書き並べれば良いんでしょ? でもこんなこと、知らなくてもいいんじゃないの? 知らなかったらやらないよ。 わざわざ教えるからまた同じことやろうって人が出てくるんじゃ

    「知らなければ繰り返されないのか」 長崎、原爆の日に寄せて。 - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2014/08/09
    14歳でそう思うのは仕方ない。でも人は永遠に14歳ではいられない。24歳になった時に何も知らない大人でいる方がまずい
  • 良妻賢母の先にあるもの - スズコ、考える。

    をきちんと用意しましょう。前の晩からでもあらかじめ計画を立て、ご主人がお帰りになる時にはおいしい事が用意されているようにしましょう。こうすることで、あなたがずっとご主人の事を考え、ご主人の要求に注意を払っていると分かって頂けます。多くの男性は帰宅した時には空腹であり、おいしい事(特に好物)を期待することは、ご主人がお求めになる暖かいもてなしの一部です。 身なりを整えましょう。ご主人がお帰りになる前に15分ほど体を休め、リフレッシュしましょう。化粧を直し、髪にリボンをつけ、爽やかに見えるように。ご主人は仕事にとても疲れた方々と一緒に過ごしてきてらっしゃるのですから。 ご主人の前では快活に振舞い、退屈させないように。ご主人の退屈な日常には気晴らしが必要で、それを提供するのはあなたの務めのひとつです。 散らかっているものを片付けましょう。ご主人がお帰りになる前に家の中を一通り見回って、最

    良妻賢母の先にあるもの - スズコ、考える。
    IkaMaru
    IkaMaru 2013/10/24
    ヤンデレというものが何故好かれるか。先回りして勝手に自分のために動いてくれる嫁さんに心の底で憧れてるからなんだろう
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