ニュース 2010年12月29日 「アイドル戦国時代」でマジ萎えた。 そんな乱暴な言葉で2010年のアイドル・シーンを総括したくなるほど、今年は「アイドル戦国時代」という言葉が濫用された。もちろんその文脈で語られるアイドルたちには何の罪もない。しかし、いかにもAKB48の大ブレイクを受けて広告代理店が作ったようなバズワードである「アイドル戦国時代」に、業界の大人たちが急に群がるのも、まぁ萎える光景だった。 そもそも「アイドル戦国時代」以前は、かつての「アイドル冬の時代」のような状況だっただろうか? 別にそんなことはない。脈々と存在してきた地下アイドル、あるいはライヴアイドルのシーンを無視する形で、メディアが煽る図式には心底うんざりした。 そんな状況下の4月、東京の地下アイドルシーンを支え続けてきたイベント「アイドルステーション」が、主催事務所の社長の逮捕で消滅するという事件はあまりにも手痛