唐突ですが、今年はヤンデレの年だそうです。 sixtysevenの日記 - やはり今年はヤンデレか たまごまごごはん - 「ヤンデレ」を楽しむためのいろいろな視点。 成程、今年流行っている作品を見ても、ヤンデレヒロインは枚挙に暇がありません。 漫画「未来日記」ではヒロインにストーキング殺戮少女が置かれ、ひぐらしのなく頃には鉈を持った少女が「偽なり!」(意訳)とのたまい、アニメ的エロゲをアニメ化した某スクイズにおいては鮮血の結末(のこぎりプシュー、或いは屋上からうふふぐしゃ)を誰しもが期待してたりしています。 ヤンデレヒロインの跋扈。これは神話に起源を見る事が出来るように、最近に始まった事ではありません。 実は、日本文学にもそんなヤンデレが好きな方に是非読んで欲しい、私の好きな作家がいます。 坂口安吾という作家です。 彼は無頼派の作家の一人として、エッセイ『堕落論』小説『白痴』などの作品が有