「キャラ化するニッポン」 (講談社現代新書)は読む気がしない。 その代わり、この前「しゅごキャラ!」をネットカフェで4巻まで読み切る。 しゅごキャラはジョジョで言えばスタンドみたいなもので、普通の人には見えない。 なりたい自分が守護霊みたいな感じで具現化したもの。少女マンガらしく、しゅごキャラの存在と思春期の内面性が絡んで描かれる。そこに見えるように思われる矛盾。 「クールで強くてかっこいい イケてると言われていても ほんとはそんなでもないし フツーに女の子だもん」という側面、つまり素直なありのままの自分。 だけども、「なりたいあたし」が具現化したしゅごキャラと「キャラなり」するのは明らかに変身行為。 このマンガでは(現実でもそうなのだが)、自分の状態を3つに分類できる。まずは「周りからそう思われているところの自分」(=クールで強くてかっこいい)。そして、「自分がこうだと思っているところの