昨日のメロン記念日のライブ中にアイドルってなんだっけってまたいつものようにふわふわ考えていた。 僕が結局Perfumeを好きになりきれないのは、宇多丸氏が言うようにアイドル最後の希望とかいう語られ方がされていながら、結局擁護する言説がアイドルではない要素を扱っている、というちぐはぐさにあるように思える。僕はそうした典型例としてオカルト雑誌「月刊ムー」に載っている広告を思い浮かべてしまうのだ。例えば「幸福のペンダント」みたいな商品があったとして、それの権威付けのために結局は科学に依拠してしまう。どっかの聞いたこともない大学の大先生が科学的根拠に基づいて商品の効能を説明してくれるのだが、その説明が途中から科学を超越した世界からのものにずれ込んでいくことによってペンダントの権威付けを無理やりに行う。 これというのはアイドル語り一般における難問としてあるように思う。アイドルそのものを語れないから、
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