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2011年5月16日のブックマーク (2件)

  • チェルノブイリの森―事故後20年の自然誌 - 情報考学 Passion For The Future

    ・チェルノブイリの森―事故後20年の自然誌 ウクライナアメリカ人ジャーナリストによる長年のチェルノブイリ訪問取材をまとめた渾身のルポタージュ。ロシアウクライナ、ベラルーシにまたがる原発事故の地の意外な真の姿がわかる。 視覚的にはチェルノブイリは死の街などではない。 「ところが事故の十年後の1996年に初めてチェルノブイリ地区を訪れると、驚いたことに、いちばん目につく色は緑色だった。このときの取材記録を見ると、「原野」や「森」や「野生生物か!?」などの語句を下線で強調したり、丸で囲んだりした説明がびっしりと書きつらねられている。通説や想像とうらはらに、チェルノブイリの土地は独特の新しい生態系に生まれ変わっていたのだ。悲愴な予言などものともせず、ヨーロッパ最大の自然の聖域として息を吹き返し、野生の生物で満ちていた。動物は、思いもかけず魅力的な棲みかとなった森や草原や沼と同様に、放射性物質で

    Imamu
    Imamu 2011/05/16
    「不自然な自然」「意図せぬ自然公園」「統計をややこしくする社会的要因(チェルノブイリ手当)」「常に人々は線量計をつけている」
  • 連載「現場から遠く離れて」第三章 旧オタク的リアリズムと「状況」 【1】 - WEBスナイパー

    第三章 旧オタク的リアリズムと「状況」 【1】 ネット時代の技術を前に我々が現実を認識する手段は変わり続け、現実は仮想世界との差異を狭めていく。日々拡散し続ける状況に対して、人々は特権的な受容体験を希求する――「現場」。だが、それはそもそも何なのか。「現場」は、同じ場所、同じ体験、同じ経験を持つということについて、我々に質的な問いを突きつける。昨今のポップカルチャーが求めてきたリアリティの変遷を、時代とジャンルを横断しながら検証する、さやわか氏の批評シリーズ連載。 「現場」という概念の成立をめぐって、私たちが次に考えるのは、まずインターネットが普及し始める90年代までに、私たちがフィクションにどのようなリアリズムを求めるようになっていたのかということである。そしてインターネットの普及後にそれはどのように変わっていくのか。それを知るために、この章ではアニメ、とりわけ『機動警察パトレイバー』

    Imamu
    Imamu 2011/05/16