はてなエコー, メモ「物語感覚」は普遍的ではないのかもしれない - 魔王14歳の幸福な電波見かけたのでおーざっぱにメモっときます。主題とはややずれるかもしれないけど。既にブックマークコメントでもid:kashmir108さんが指摘してるんだけど、手元にちょうどあるので*1ちょっと該当するっぽい部分を引用しておきます。朝日文庫版『物語の体操』の66ページ目。本書の目的の一つが小説家が小説家であることの特権をどこまで一般の人に修得可能なものとして解放しうるかを検証することにあるのは、すでに何度も述べています。しかしその一方でぼくは「物語」というものに対してそれを母国語とする人と外国語とする人の二通りの人間がいることを否定しません。ただしそれは「物語」を母国語とする人を特権化することを意味しません。例えば同じ小説家であっても中上健次や村上春樹はかなり努力して「物語」という外国語を修得した人ではな