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ブックマーク / www.dommune.com (8)

  • Various Artists Bangs & Works Vol. 2(The Best Of Chicago Footwork) - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    Home > Reviews > Album Reviews > Various Artists / Bangs & Works Vol. 2(The Best Of Chicago Footwork) Dec 09,2011 UP Various ArtistsBangs & Works Vol. 2(The Best Of Chicago Footwork) Planet Mu 10億分の1という単位で構成されるビートがどんなものかを知りたければ、これを聴きなさい。伝統からとことん逸れていくことが、実はブラック"アトランティック"ミュージックの質だとするならば、シカゴの路上のダンスにはじまるジューク/フットワークは、いままさにその最先端にいる。これはちょうど1年前にリリースされた『vol.1』に続く衝撃のコンピレーション・アルバム、その第二弾だ。 ジューク/フットワークそれ自体は、そ

    Various Artists Bangs & Works Vol. 2(The Best Of Chicago Footwork) - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
    Imamu
    Imamu 2012/02/02
    「シカゴの路上のダンスにはじまるジューク/フットワーク」「ジェームス・ブレイクが「空間」ならフットワークは「圧縮」である......と評している人がいたけれど」
  • Toro Y Moi Underneath the Pine - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    Feb 11,2011 UP Toro Y MoiUnderneath the Pine Carpark Records/Hostess チルウェイヴという、ある意味では70年代のディスコにも似たトゲのない享楽的な音楽が、それが共感であれ反感であれ、アーケイド・ファイヤーの政治性よりも多くの言葉を誘発していることは面白いとしか言いようがない。とはいえ、チルウェイヴからディスコのような確固たる文化背景が見えて来るわけでもない。いまのところは。 ポップ史上初めての、特定の場所を持たないこのムーヴメントは、2009年にはじまっている。アメリカのいくつかの場所から発表された共通の感覚を有するいくつかの音楽――ジョージア州メイコンのウォッシュト・アウトをはじめ、ニューヨークのネオン・インディアン、ニュージャージのメモリー・テープス、ブルックリンのスモール・ブラック、そしてサウス・キャロライナ州コロン

    Toro Y Moi Underneath the Pine - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
    Imamu
    Imamu 2011/06/05
    「チルウェイヴ~70年代のディスコにも似たトゲのない享楽的な音楽が~アーケイド・ファイヤーの政治性よりも多くの言葉を誘発していることは面白い」「ポップ史上初めての、特定の場所を持たないこのムーヴメント」
  • 相対性理論 シンクロニシティーン - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    先日、Spangle Call Lili Lineの藤枝憲と、そのシングルのプロデュースを手掛けた相対性理論の永井聖一の対談をする機会があったのだが、そこで藤枝は相対性理論のことを「はっぴいえんど、YMO、フリッパーズ・ギターに続く存在がようやく現れた」と語っていた。自分も基的にその意見に強く頷く立場である。これまでの日音楽業界のしきたりをすべて無効にしてしまうような存在、周りのものを全部古くさく見せてしまうような毒っ気、自分たちのルールでしか動かない不遜さ。それに加えて、数々の共演歴や共作歴からわかるように、彼らは日のアンダーグラウンド・ロック史や同時代のアート・ロックに愉快犯的に介入し、歴史を書き換えようとさえしている。そんな企みに鈍感なリスナーの一部には、その歌声やナンセンスな歌詞のイメージから、安易にオタク・カルチャーと結びつけてその存在を軽んじる向きもあるが、彼らはそんな

    相対性理論 シンクロニシティーン - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
    Imamu
    Imamu 2010/08/07
    『「はっぴいえんど、YMO、フリッパーズ・ギターに続く存在がようやく現れた」と語って』『中毒性にある。彼らは、「ポップとは物語ではなく、まるでゲームや麻薬のように何度も何度も繰り返したくなるようなもの』
  • #4:I hate Pink Floyd - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    1975年、マルコム・マクラレンがニューヨークに滞在していたとき、キングスロードの〈SEX〉で店番をしていたバーナード・ローズ(後のザ・クラッシュのマネージャー)は店に出入りするひとりの19歳の若者のTシャツに注目した。彼はピンク・フロイドのTシャツを着ていたが、そのバンドのロゴの上には「I hate......」という言葉が殴り書きされていた。若き日のジョン・ライドンに関する有名な話である。そしてこれはパンク・ロックがその出自においてヒッピー(プログレッシヴ・ロック)と対立構造にあったことを物語る逸話として、のちに何度も繰り返し語られてきたおかげで、「マルコムが初めてジョンと会ったときに」されたり、「TシャツにはI hate Pink Floyd」と書かれていたりとか、話が真実とは多少違ってしまったほどだ。 今年の2月18日付の『ガーディアン』に「I don't hate Pink Fl

    Imamu
    Imamu 2010/04/20
    ジョン・ライドン,多元主義と迎合主義,『シーンが「I hate......」という言葉を失ったときに得をするのはメジャーのほうなのだ』
  • Article | 合評 銀杏BOYZ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」 - ele-king Powerd by DOMMUNE

    酷く複雑な気持ちになるのは、その映像の露悪性と、音楽の露善性の強烈なギャップだ。銀杏は彼らを思いっきり突き放すと同時に、同じ強さで抱きしめる。文:磯部 凉 「セックスのことを24時間考えている」。所謂"童貞"ブームの代表格だったマンガ家・古泉智浩が、童貞を失った後の世界を描いた単行『ピンクニップル』(08年)の、自身による後書きには、そんなタイトルが付けられている。何故、考え続けなければならないのだろうか? それは、決して満たされることがないからだ。ひたすら虚しいセックスを繰り返す同作の主人公同様、私達は言わば餓鬼道に堕ちた罪人である。 00年代前半は、サブ・カルチャーにおいて、性愛の問題が重要な位置を占めた時代だった。もちろん、性愛の問題は常にあるものなのだけれど、キーワードを並べていくと、90年代後半に特徴的だったのが、援助交際が物議を醸した"コギャル"や、青山正明が先導した"鬼畜系

    Imamu
    Imamu 2010/03/12
    (磯部凉)「露悪的な表現と露善的な表現のミックス」&ギャップ「肉体の可能性を模索するのではなく、むしろ、肉体の限界性を表現することで、現代を描写するのと同じヴェクトル」
  • Article | 合評 銀杏BOYZ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」 - ele-king Powerd by DOMMUNE

    何がそんなに腹立たしかったのか。それは、制作側の銀杏BOYZの、「イケてる/イケてない」という判断基準のベタさ加減だ。「勝ち/負け」にたいする想像力の貧困さと言い換えてもいい。文:二木 信 "ボーイズ・オン・ザ・ラン"のPVが巷で話題になっていると聞いて、youtubeで見てみた。いまさらこの映像に鼓舞され、熱狂する若者がいると思うと悲しくなった。愕然とし、無力感に襲われ、そして、「もういい加減にしてくれよ」とひとりごちた。銀杏BOYZが関わっているとだけ教えられた僕はその時点で映画も観ていないし、原作の漫画も読んでいなかった。銀杏BOYZを聴いたこともなかった。それでも、けっこう期待していたのだ。好き嫌いはあるとしても、若者から熱烈な支持を得ているロック・バンドが関わっているのだ。何かこうヴィヴィッドなものを見せてくるのだろうと。それなのに......僕は映像を見た後、しばらくして腹が立

    Imamu
    Imamu 2010/03/12
    『場合転倒を図るべき~「勝ち/負け」の基準を結果的に補強してしまっているから』『自分だけが被害者だと思う人間は最大の加害者になる、というようなことを書いた橋本治の言葉を思い出す』
  • Article | 合評 銀杏BOYZ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」 - ele-king Powerd by DOMMUNE

    "ボーイズ・オン・ザ・ラン"のPVが話題になっている......いや、すでに数週間前の話だが。とにかく、それなりに話題になっていた。ご覧くださればその理由もおわかりになるはず。あの『SNOOZER』もまったくスルーした"ボーイズ・オン・ザ・ラン"のPV、その合評をどうぞー。 観て一驚を喫したのは、そこに映し出されていたのが、 このとき振り落とされた男性たちであったことです。文:橋元優歩 GOING STEADY時代のファンが多いというだけのことかもしれませんが、驚いたのは、あの女性ジャケのシングルを実際に被写体のような女性が買いにくることです。いまはなき御茶ノ水の某店舗、パンクとインディ・ロックだけを置いた薄暗いフロアにて、ファースト・アルバム2枚同時リリースから2年半を経て、銀杏BOYZのシングル「あいどんわなだい」が店頭に並んだとき、鋲打ちジャケットの男性や若いサラリーマン等々の後ろか

    Imamu
    Imamu 2010/03/12
    『あなたがたは、スカートをめくられ("日本人")、体操服を盗まれ("Skool Kill")、1000回妄想("トラッシュ")されているのですよ!? しかし「みねたくん」ならよいのです』ふふ
  • Album Reviews | 神聖かまってちゃん - ele-king Powerd by DOMMUNE

    ハスラー・ラップが、現代の日に生まれつつある新たな貧困層予備軍の恐れと苛立ちを音楽で表現する、政治的に最先端のジャンルだとしたら、この国のインディ・ロックではまだまだ(80年代の延長線としての)90年代を引きずり続けるようなモラトリアムなバンドが幅を利かせていて、そんな中、昨年、久々に切羽詰った音を聴いたなと思ったのが神聖かまってちゃんだった。この、理性のある大人だったら間違いなく苛立つだろう、ふざけた名前を掲げる4人組みは、実際、メンバーは20代前半という若さで、ライヴハウスよりもインターネットを拠点に活動して来たという点、所謂2ちゃん用語やアニメからの引用を好んで使う点等も含め、そのセンスの端々に、ある世代より上はジェネレーション的/カルチャー的ギャップを感じるに違いない。しかし、新しいものというものはいつだって違和感から生まれてくるのだ。 そんな通称"かまってちゃん"が最初に名を挙

    Imamu
    Imamu 2010/01/19
    磯部涼『正直理解し難い彼らのある種の"バッド・テイスト"は、階層的問題から生まれてきたのだろう~階層的問題でそのぐらいの情報にしかアクセス出来ない貧困層予備軍を象徴する趣味性である』
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