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ブックマーク / genesis.hatenadiary.jp (4)

  • 研究論文 「アニメ《舞台探訪》成立史――いわゆる《聖地巡礼》の起源について」 を発表しました - 博物士

    このたび刊行された釧路高専紀要の第45号におきまして「アニメ《舞台探訪》成立史: いわゆる《聖地巡礼》の起源について」と題する研究論文を公刊いたしました。 文(PDF)のダウンロードはこちら (または CiNii で) 釧路高専トップ > 図書館 > 研究紀要 > 第45号 > 拙稿(41〜50頁) はじめに I 前史 〔1980年代まで〕 アニメ = 非現実 初の海外ロケハン: アルプスの少女ハイジ 普通の女の子: クリィミーマミ (cf.: 大橋崇行 「魔法少女の夢」) II 日常性の芽吹き 〔1990年前後〕 視聴年齢層の上昇 舞台探訪の源流: 天地無用!魎皇鬼 虚構と現実の交錯: 美少女戦士セーラームーン III 日常性の発現 〔1990年代〕 現在を生きるボクらの物語: 耳をすませば ジャンル間の影響: ビジュアルノベル IV 舞台探訪の成立 〔2002年前後〕 様式の確立:

    研究論文 「アニメ《舞台探訪》成立史――いわゆる《聖地巡礼》の起源について」 を発表しました - 博物士
  • 博物士 - ライトノベルへの禅譲 ~美少女ゲームと第3のポジション~

    問題状況 美少女ゲーム年代記 - ライトノベルの揺籃(g:rosebud) さて,問題の文章に最も納得していないのは,書いた当の人だったりします。着想(id:genesis:20061109:p1)で示した《第2仮説》を書き下してみたところで気がついた難点は, (1) 美少女ゲームライトノベルの関係は,因果関係(αがあったためにβが起こった)ではなく,牽連関係(αとβの間にはリンクが張られている)で把握すべきものらしいこと (2) 時期的に近接しているからといって,異なる領域で起こった事象の間に関係性があるかのような結論を導くのは当然ながら無理があること (3) 両者の間に影響関係があったと仮定するにしても,具体的な例を挙げてみようとすると適切な事例を選ぶのに苦慮すること(例えばキャラクター造形の移動にしたところで抽象的な話しかできそうにない) ――です。 どう手直ししたものか考えあぐ

    博物士 - ライトノベルへの禅譲 ~美少女ゲームと第3のポジション~
  • 博物士 - ライトノベル年代記 [1998, 2004]

    文学部での読書会に参加。新城カズマ『ライトノベル「超」入門』(ISBN:4797333383)を参照しながら,“ライトノベルを論じる”ことについて語り合う。 レポーターのAさんは,今回が初報告。読書量は多い人なので知識はあるものの断片的な情報になってしまい,うまく繋がらない(感想の開陳になってしまい,Aさんも苦労していた)。読書会においては,(1)先行研究による到達点を示し,課題図書の位置づけを明らかにする,(2)課題図書の内容を要約してポイントを浮き彫りにする,(3)それらを素材として討論すべき議題を報告者が設定する,(4)呼び水として報告者としての私見を添える――という手続が必要なのだけれど,これは場数を踏んで身につけてもらうものだしね。 そんなこともあって,いつもより多めに口を挟んできました。 私が提示した《作業仮説》は,第1にカドノ・インパクト(1998年),第2にサブカルチャーに

    博物士 - ライトノベル年代記 [1998, 2004]
  • 博物士 - 〈空気系〉試論

    『よつばと!』、『あずまんが大王』、『ARIA』、『苺ましまろ』、そして『ヨコハマ買い出し紀行』。 僕はこの辺りの作品群に、とても近いものを感じるのです。それは、物語全体を通した主題、テーマというものに起承転結を持たない点です。違う言い方で言うならば、1話だけでも、その主題がきちんと描写されている、ということになりますか。 http://blog.livedoor.jp/m_s_r/archives/50629525.html (高橋理化) 今回は空気系の特徴を考えてみたいと思います。 着地点の予想ができない点 世界がしっかりと構築されている キャラクターは世界を離れない http://blog.livedoor.jp/m_s_r/archives/50632371.html (高橋理化) 構造の面からのコメント 作品群から共通点を見出そうとするにあたっては,性格がずれる『あずまんが大王』

    博物士 - 〈空気系〉試論
    Imamu
    Imamu 2006/09/05
    「物語(起承転結)→キャラ」と「モチーフの性質(仲良し空間)」
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