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bookと映画に関するImamuのブックマーク (4)

  • 柳下『皆殺し映画通信』:一気に読んではいけません。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    皆殺し映画通信 作者: 柳下毅一郎出版社/メーカー: カンゼン発売日: 2014/03/20メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (11件) を見る 柳下の、ダメ日映画紹介。紹介されているクズ日映画のどれも、明らかにくだらなそうだけれど、柳下の紹介がうますぎてというべきか、かえってそのクズぶりがおもしろそうに見えてしまうというのが困ったもの。でもだまされて一でもうっかり機内で見たりすると(ガッチャマンとか)もちろんそういう迷いからは覚醒できます。 一、二の紹介は実におもしろくて笑って読んでしまうけれど、だんだん読むうちに、おなかいっぱいな感じで、さらに読み進むと、日映画ってこんなろくでもない代物しかないのか、と暗澹たる気持ちになるので、一気読みはおすすめしない。とはいえ、少しずつ読んでも日映画の傑作が増えるわけではないのは事実ではあるんだが。 ある意味で客

    柳下『皆殺し映画通信』:一気に読んではいけません。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 「モダン・ライフと戦争」書評 社会の矛盾とスターの身体|好書好日

    モダン・ライフと戦争 スクリーンのなかの女性たち (歴史文化ライブラリー) 著者:宜野座 菜央見 出版社:吉川弘文館 ジャンル:芸術・アート モダン・ライフと戦争―スクリーンのなかの女性たち [著]宜野座菜央見 「女性の美」を読み解くことは、難しい。とりわけ政治や経済と結託したとき、その難易度は跳ね上がるようだ。書は、1930年代前後の日映画を、「女優」に着目して論じている。表象される「望ましい女性像」を通し、美と資主義の関係性を、さらには戦争と平和の共犯関係を丹念に書き出した秀作である。 戦間期、後発近代化国・日は所与の矛盾に突き当たった。産業合理化や民主化の進展に伴う軋轢(あつれき)や、文化的には西洋化とその反作用としての国粋主義も見られた。だがそれらすべてを、大衆の旺盛な消費欲望が飲み込んでいく。日の「モダン・ライフ」はこのように鵺(ぬえ)のごとき顔をもち、人々を魅了した。

    「モダン・ライフと戦争」書評 社会の矛盾とスターの身体|好書好日
    Imamu
    Imamu 2013/04/23
    「表象される「望ましい女性像」を通し、美と資本主義の関係性を、さらには戦争と平和の共犯関係を」「戦争初期、軍需景気で豊かなモダンライフ享受」「40年代~ら一気にモダン・ガールは批判の対象」
  • 『映画の身体論』塚田幸光編(ミネルヴァ書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「身体論が拓く可能性」 書は全8章からなる。どの章も興味深いが、ここでは、評者が特に惹かれた第2章と第8章に焦点を当ててみたい(各章のタイトルと著者は文末に記した)。 これはまったくの一読者としての感想にすぎないが、身体表象をテーマにしたアンソロジー(複数の著者によって書かれた)を手にとったとき、まず全体の統一感が欠けていることに戸惑いを覚えることがある。そして次に、「それぞれの章がどのように関連しているのか」「全体を通じて何を主張したいのか」といった疑問が次々に生じることがある。それは著者によって「身体」が指すものに幅があることに加え、その表象の分析手法が多様であることにもよるのだろう。 だが、書にはそのような戸惑いや困惑を感じなかった。そこからは編者と著者間、著者相互の綿密な打ち合わせや用語、分析対象の擦り合わせの跡がうかがえる。映画用語集(小野智恵)が巻末

    『映画の身体論』塚田幸光編(ミネルヴァ書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    Imamu
    Imamu 2011/12/05
    「男性身体を「ニューシネマの性と政治が交錯する『場』(トポス)」」「ポルノ産業では女性がスぺクタクルの対象となっているが、著者によると、ニューシネマではその視線のポリティクスは反転する」
  • 「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「踊る大捜査線」は日映画の何を変えたのか (幻冬舎新書) 作者: 日映画専門チャンネル出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 一九九八年一〇月三一日、有楽町「日劇」は前日から徹夜で並ぶ何重もの行列に囲まれていた。「踊る大捜査線 THE MOVIE」公開。その日から日映画歴史は「踊る以前」と「踊る以後」に大きく画されることになる―物語構成、撮り方、宣伝方法、資金調達など、あらゆる面で日映画の伝統を打ち破った「踊る大捜査線」。なぜそのような作品が生まれたのか?それは日映画の進化なのか堕落なのか?「踊る」を知り尽くす一〇人の証言から、空前絶後のモンスターヒットの正体が初めて明らかになる。 目次 序 限りない愛と悔しさをこめて 第1章 不倒の興行収入は

    「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Imamu
    Imamu 2010/10/26
    『買い物のついでに入って映画を見られるシネコンの隆盛~「フラッと入って大きなスクリーンで2時間『豪華なスペシャルテレビドラマ』を楽しめる」というコンテンツ』
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