打ち上げ能力2倍、国産H2Bロケット公開2008年11月28日9時52分印刷ソーシャルブックマーク 公開されたH2Bロケット(手前右)=26日午後、愛知県飛島村の三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場、磯部征紀撮影 来夏に打ち上げが予定されている新型国産ロケット「H2B」(全長56メートル)が26日、愛知県飛島村の三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場で報道陣に公開された。 H2Bは宇宙航空研究開発機構と三菱重工が共同で開発を進めている。建設中の国際宇宙ステーションまで補給物資を運ぶ無人補給機HTVが搭載される。従来のH2Aに比べ、主エンジンを2基に増やすなどして打ち上げ能力を約2倍に向上させている。来年夏ごろ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だ。 また、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を搭載し、来年1月21日に打ち上げられる予定のH2Aの15