世界で1億台以上を出荷した任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」が生産を終えることが1日、明らかになった。同社広報室では「今後Wiiのソフトは、(現行機の)WiiUで遊んでもらえれば」と話している。海外で発売されているWiiの低価格版「Wii mini」は、生産を続けるという。 Wiiは06年に発売された家庭用ゲーム機で、テレビのリモコンのような端末「Wiiリモコン」をラケットに見立てて振るなど、従来のゲーム機とは異なる操作が特徴。野球やテニスの体感ゲームをそろえたソフト「Wiiスポーツ」や、健康ソフト「WiiFit」などがゲームを普段遊ばない層の支持も集め、一時代を築いた。