キッチンから生えた巨大な手が、食事の支度をする。映画と見紛うような光景だが、これは現実。アメリカのベンチャー企業、MOLEY ROBOTICSが発表した、世界初のロボティックキッチンである。 ・人間同様の動きを再現 スタンフォード大学のMark Cutkosky教授をはじめ、ロンドンのロボティクス企業Shadow Roboticsなど、数社の協力の下、開発された本プロダクト。 人間と同じ速度や動作、感度をプログラミングしたロボットアームが、ここでやるべきすべての作業を代行する仕組みだ。 ・タッチスクリーンとアプリで簡単操作 操作は、キッチンに取り付けられたタッチスクリーン、または専用のアプリから簡単に行うことができる。 料理のためのコマンドは、実に多彩。メインディッシュからデザートまで、作ってもらいたいものを選べるし、ベジタリアン・アレルギー食・子供向けなど、調理方法をその場でチョイスする