イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」に襲撃され住民が避難したナイジェリアの町マラムファトリに置き去りにされた牛(2015年5月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【3月6日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州政府は、牛の売却益がイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の活動資金になるのを防ぐため、州内にある牛の取引所4か所を一時閉鎖した。 カシム・シェッティマ(Kashim Shettima)州知事は、公の場所が「テロ活動資金の調達手段」になるのを防ぐ州政府の取り組みの一環だとした上で、後日通知するまで「取引を全面停止する」と明言した。 ナイジェリア軍はボルノ州ならびに隣接する2州で昨年から実施した作戦によってボコ・ハラムが支配下にあった地域を奪還した。ナイジェリア政府は、ボコ・ハラムは「理論上は」敗北したと認識している。 ボコ・