2023年1月2日のブックマーク (2件)

  • 米紙が報じる「日本の大学のミスコンは『知性よりうわべを重視』している」 | ステレオタイプな美に女性を押し込める

    Text by Motoko Rich and Hikari Hida Photographs by Shiho Fukada 日で大学のミスコンは、学園祭の人気イベントであり続けてきた。しかし、米紙はミスコンが「うわべだけの美をあけっぴろげに売り物」にしていると厳しく指摘する。 イオズミ・ユキ(20)は、ウェディングドレスを着たときの肩の見え方が気に入らなかった。 「筋肉が目立ちすぎる気がする」 小柄で細身のイオズミは、空手の稽古で体型が変わったと友人に指摘されたことがある。 「あまり女の子っぽくない」 イオズミが求めているのは、伝統的な女性らしさだ。青山学院大学2年生の彼女は、結婚するわけではない。彼女は2022年の同大学美人コンテストのファイナリストに名を連ねたのだ。日の大学で「ミスコン」と呼ばれる、うわべだけの美をあけっぴろげに売り物にするこの手のコンテストは、この国で非常に人

    米紙が報じる「日本の大学のミスコンは『知性よりうわべを重視』している」 | ステレオタイプな美に女性を押し込める
  • 米紙が報じる「日本の朝鮮学校のいま」 岐路に立たされる民族学校の内情 | 脅迫電話、資金難、閉鎖の危機…

    「スパイの子供」と呼ばれて 教師は「韓服」と呼ばれる朝鮮半島の伝統服を着ていた。黒板の横には、北朝鮮の建国者・金日成の絵が飾られている。彼女が指導するのは日生まれの生徒たちだが、パソコンの画面に表示されているのは、朝鮮語の語彙だった。 「これはどう発音しますか?」 教師は「家族」を意味する単語を指しながら、朝鮮語でそう尋ねた。 「シック(口)」。生徒たちは大きな声で答えた。 大阪にあるこの小学校は、朝鮮半島が日の植民地だった1910~1945年に移住してきた朝鮮人の4世・5世たちが、「在日朝鮮人」としてのアイデンティティについて学ぶ貴重な場となっている。在日朝鮮・韓国人(在日コリアン)は民族的マイノリティとして、長らく日社会から疎外されてきた。 このコミュニティの多くの人々は、冷戦初期に労働力として日に渡った朝鮮人を支援するために何十校もの朝鮮学校に資金提供した北朝鮮を受け入れて

    米紙が報じる「日本の朝鮮学校のいま」 岐路に立たされる民族学校の内情 | 脅迫電話、資金難、閉鎖の危機…