群馬県は29日午前、高崎市にある県立公園「群馬の森」の裏門に縦2メートル、横20メートルの大きなフェンスを新たに設置して誰も接近できないようにしたうえで、強制動員され犠牲となった朝鮮人の追悼碑の撤去作業を始めた=高崎/キム・ソヨン特派員//ハンギョレ新聞社 29日午前、群馬県高崎市にある県立公園「群馬の森」の裏門には、縦2メートル、横20メートルの大きなフェンスが新たに設置されていた。その横には公園を取り囲むように鉄条網の垣根も新たに作られた。この日から始まる「強制動員朝鮮人犠牲者追悼碑」の撤去作業の現場にメディアと市民が接近するのを防ぐための群馬県の苦肉の策にみえた。撤去が始まる現場には数人の韓日の取材陣が集まっていたが、フェンスのせいで公園には入れなかった。追悼碑の撤去に使われるクレーンなどは前日の夜、奇襲的に公園に設置された。 しっかりと準備を終えた群馬県は、20年間にわたって韓日友