軍とその傘下にある準軍事組織との間で戦闘が続くアフリカのスーダンでは、21日、3日間の停戦に合意したと双方が発表しましたが、実際に戦闘が収まるかは不透明な情勢です。各国では、自国民の退避に向けた動きが相次いでいます。 スーダンでは、おととしクーデターで実権を握った軍と軍の傘下にある準軍事組織のRSF=即応支援部隊との間で今月15日以降、激しい戦闘が続いていて、WHO=世界保健機関によりますと、21日の段階で413人が死亡し、3500人以上がけがをしているということです。 軍とRSFは21日、3日間の停戦に合意したと発表しましたが、実際に戦闘が収まるかは不透明な情勢です。 こうした中、スーダンにいる日本人の退避に備えて航空自衛隊の輸送機3機が周辺国ジブチに向かっています。 欧米各国でも、自国民の退避に向けた動きが相次いでいて、アメリカ国防総省は、スーダンにいるアメリカ大使館の職員が退避する場