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  • 24歳の若きスラッガー 山田哲人と王貞治を比較する

    山田哲人 「史上最強の高卒6年目スラッガー」とは?(ベースボールキング) 「秋田シリーズは山田哲人のためにあるのか」とすら思えた週末の巨人戦での決勝アーチだった。 今季は3番打者として開幕すると、6月14日のソフトバンク戦から「4番・二塁」として定着。打撃各部門でトップを走り、 OPSは驚異の1.173を記録。『出塁率+長打率』で算出するOPSは総合的な打力を示す指標として知られるが、 昨季のセ・リーグ平均OPSは.674というから、この男の図抜けた凄さがよく分かる。 山田哲人は開幕から塁打を量産し続け、交流戦でも塁打王を獲得、 日人野手としては14年ぶりとなるシーズン50塁打を狙えるペースを維持しています。 純粋な打者としての能力も驚異的ですが、最も注目すべきは24歳のシーズンであるという点です。 統計的な研究によれば「打者は一般的に27歳か28歳にピークを迎えることが多い」とさ

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  • 結局、2015年はどのくらい打低だったのか?

    今回はwOBAscaleを統一した、wOBAの観点から調べてみました。以下のグラフは直近30年の野手平均wOBAの推移です。 係数についてはデータスタジアム社の公開しているものを用いました。参考:「打撃指標wOBA」(Baseball LAB Archives) □野手平均wOBAの推移[1986-2015] ※セリーグは9月14日時点,パリーグは9月11日時点のデータ 周知の通り2011年と2012年は基準を下回る反発係数のボールが使用されていたため、異常な落ち込みを見せています。 ボールの反発係数が統一されてからは、球場規格の大きいパの方が低いwOBAを記録するシーズンが続いていましたが、 2015年はセの方が低くなり逆転現象が起こっています。セリーグの外国人打者が軒並み不振に陥ったことと、 今季新しく来日した外国人投手(ジョンソン,ポレダ,マイコラス他)が軒並み好調なことが影響してる

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  • 違反球の再来?2015年セリーグ

    “飛ばない”時代に逆戻り?激減した塁打、昨年比約60のマイナス(ベースボールキング) プロ野球が開幕して1ヶ月が経ち、2015年シーズンの色が徐々に見えてきました。 ここまでは例年と比べて投手戦が多く見られ、特にヤクルトはチーム防御率1点台を維持するなど、 2011年,2012年の「違反球時代」が思い起こされるような投高打低の様相となっています。 下は500打席あたりに換算したセリーグ野手平均打撃成績。 報道の通り対昨年比で塁打数の顕著な減少が見られました。得点の減少はここに起因しているようです。 特に「500打席あたり6」という値は2リーグ分立後では歴代最低値で、異常事態と言ってもいいかもしれません。 ストライクゾーンが広がった?塁打激減、2015年プロ野球“異変”(産経新聞) 「ストライクゾーンが広がった」という報道もありましたが、ストライクゾーンに変更があれば三振と四球に変

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