7.8. WITH問い合わせ(共通テーブル式)WITHは、より大規模な問い合わせで使用される補助文を記述する方法を提供します。 これらの文は共通テーブル式またはCTEとよく呼ばれるものであり、1つの問い合わせのためだけに存在する一時テーブルを定義するものと考えられます。 WITH句内の補助文はそれぞれSELECT、INSERT、UPDATEまたはDELETEを取ることができます。 そしてWITH句自身は、これもSELECT、INSERT、UPDATEまたはDELETEを取ることができる主文に付与されます。 7.8.1. WITH内のSELECTWITH内のSELECTの基本的な価値は、複雑な問い合わせをより単純な部品に分解することです。 以下に例を示します。 WITH regional_sales AS ( SELECT region, SUM(amount) AS total_sales
SQL has gone out of fashion lately—partly due to the NoSQL movement, but mostly because SQL is often still used like 20 years ago. As a matter of fact, the SQL standard continued to evolve during the past decades resulting in the current release of 2016. In this session, we will go through the most important additions since the widely known SQL-92. We will cover common table expressions and window
はじめに 本エントリーは PostgreSQL Advent Calendar 2012 に参加しています。 本エントリーではWindow関数がどういうものか、SQLでどう表すかについて説明します。 Window関数とは? SQLにはWindow関数と呼ばれる機能があります。SQL:2003で定義されており、PostgreSQLには8.4から導入されています。 Window関数がどういうものかというと、wikipediaを見ると次のように書いてあります。 SQL において、窓関数もしくはウィンドウ関数 (英: window function) は結果セットを 部分的に切り出した領域に集約関数を適用できる、拡張された SELECT ステートメントである。 窓関数 (SQL)) より引用 分かったような分からないような説明ですね。 確かに上の説明の通りではあるのですが、なぜ必要になるのかを順を
また、CREATE FUNCTION 文でユーザ定義のWindow関数を追加することもできますが、バージョン 8.4 ではC言語で関数を記述する必要があります。SQLやPL/pgSQLは使えないので、敷居は高いかもしれません。 例 典型的なWindow関数の使い方を挙げます。この他にも、これまで複雑なSQLが必要だったさまざまなケースを効率化できる可能性がありますので、SQLパズルだと思って試してみてください。。 連番付与 連番付与を行います。ソートした後、番号をふるのがポイントです。 SELECT row_number() OVER (), * FROM (SELECT * FROM tbl ORDER BY sortkey) AS t; ただし、結果の最大行数を指定するには、row_number との値の比較ではなく、これまでどおり LIMIT 句を使ってください。row_number
NTT オープンソースソフトウェアセンタ 板垣 貴裕 共通表式 WITH 句と再帰SQL (WITH RECURSIVE) は PostgreSQL 8.4 の新機能です。WITH と WITH RECURSIVE それぞれの説明と、実際の利用例として再帰クエリを使ったロック競合解析の方法を解説します。 共通表式 WITH 句 あるクエリの中で他のクエリの結果を使う方法には、既にサブクエリがあります。WITH 句は、サブクエリの結果に名前をつけ、クエリの複数の箇所からその結果を参照するための構文です。そのクエリの中だけで使用できる一時表 (TEMP TABLE) を作るのに近い動作になります。 利用例としては、あるサブクエリの結果を複数の列と比較する場合が挙げられます。例えば以下のように、表 keyword_list から取得した結果を、表 document の keyword1, key
来年はじめのリリースを目指して開発中のPostgreSQL 8.4の姿が見え始めてきた。今回は8.4の新機能の目玉の一つである「再帰SQLのサポート」を中心にお話しする。 開発にあたっては,PostgreSQLの大規模利用ユーザーである住友電工情報株式会社がリソースを提供し,筆者の勤務するSRA OSS日本支社がPostgreSQLコミュニティとの調整および実装を担当した。最終的にはPostgreSQLコアメンバらの協力で実装がブラッシュアップされ,8.4への取り込みが確定した。 プログラミング言語における再帰処理 再帰処理はCやJavaなどの通常のプログラミングでは普通にサポートされており,うまく使うと効率のよいプログラムをきれいに書くことができる。再帰処理は再帰的な構造を持つデータ,例えば木構造やリスト構造を処理する際に良く使われる。 データベースにおける再帰処理 再帰SQLとは,文字
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く