多くの上場企業の期末をまたいだ3月第5週(3/28-4/1)の日経平均株価は、週間で4.9%安の1万6164円16銭で引け、約1ヶ月ぶりの安値となった。為替が円高に推移したことや原油先物価格が再び大きく下落するなど、マクロ経済環境が悪化した。決算期末に向けての「お化粧買い」の買い需要がなくなったところで、金曜日の朝方に発表された日銀短観が想定以上に悪く、一気に値を崩した。 3月末は、ファンドや企業が決算期末に株価を吊り上げようとする"お化粧買い"(dressing)が行われるとよく言われている。今回は3月末に素直にショートポジションを取ったトレーダーは、短期間に大きな利益を得ることができた。 ●日経平均は1カ月ぶり安値、日銀短観嫌気し一時600円超安 http://jp.reuters.com/article/tokyo-sto-idJPKCN0WY3QM?sp=true 1日金曜日に発表