フジテレビの深夜アニメ放送枠『ノイタミナ』の初代編集長として活躍してきた山本幸治氏。ノイタミナ(NOITAMINA)は、アニメーションの常識を覆したいという想いから、ANIMATIONの綴りを逆にしてつけられた名前だ。2014年にはフジテレビを飛び出して〔株〕ツインエンジンを起業し、活躍の場をさらに広げている。ツインエンジン自体は企画プロダクションだが、グループにアニメ制作スタジオが複数社ある。アニメ制作スタジオといえば経営が難しいというイメージが強いが、山本氏はどういう戦略のもとにグループを率いているのか? お話をうかがった。 フジテレビの中ではできなかったことを外からやる ――まず、ツインエンジングループの概要について教えてください。 山本 まだ情報発信をあまりしていませんから、わかりにくいですよね。めまぐるしく変わるので、会社案内も現在進行形で作っています。 ツインエンジンは企画会
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