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  • 【読書感想】安楽死が合法の国で起こっていること ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書 1759) 作者:児玉 真美筑摩書房Amazon Kindle版もあります。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 作者:児玉真美筑摩書房Amazonにも、終末期の人や重度障害者への思いやりとして安楽死を合法化しようという声がある一方、医療費削減という目的を公言してはばからない政治家やインフルエンサーがいる。「死の自己決定権」が認められるとどうなるのか。「安楽死先進国」の実状をみれば、シミュレートできる。各国で安楽死者は増加の一途、拡大していく対象者像、合法化後に緩和される手続き要件、安楽死を「日常化」していく医療現場、安楽死を「偽装」する医師、「無益」として一方的に中止される生命維持……などに加え、世界的なコロナ禍で医師と家族が抱えた葛藤や日の実状を紹介する。 5年前に難病のALSを患う女性に依頼され殺害した罪などに

    【読書感想】安楽死が合法の国で起こっていること ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2024/01/25
    最初から可能な限りハードルを下げて制度開始なんて国はあるはずがないので、ハードル高めでスタートして徐々に社会の合意を探りつつハードルが下がっていく(=安楽死者数が増加する)のは妥当ではある。
  • 【読書感想】なぜ疑似科学が社会を動かすのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ疑似科学が社会を動かすのか (PHP新書) 作者: 石川幹人出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2016/02/16メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 なぜ疑似科学が社会を動かすのか ヒトはあやしげな理論に騙されたがる PHP新書 作者: 石川幹人出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2016/03/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 企業における人事採用の際に、「性格診断」が使われることがある。しかし、非常に複雑な存在であるヒトの性格を、質問に答えてもらうだけで診断するのはかなり困難である。世間に流行している心理テストもほとんど疑似科学の疑いが強い。一方、巨大市場を形成しているサプリメントも注意が必要で、その効果をうたう主張のほとんどは疑似科学といえる。なぜこのように

    【読書感想】なぜ疑似科学が社会を動かすのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2016/06/28
    アメリカ人の生物学者「日曜日はキリスト教徒で平日は生物学者」←この切り替えの知恵はけっこう目から鱗だった。なるほどなあ。
  • 【読書感想】中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 (講談社現代新書) 作者: 中沢彰吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/04/16メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る Kindle版もあります。 中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 (講談社現代新書) 作者: 中沢彰吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/05/22メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 ◆人材派遣が生んだ奴隷労働の実態を伝える衝撃ルポ◆ 年収3000万円を豪語する人材派遣会社の20代社員が、 自分の親世代の中高年を時給数百円の日雇い派遣で酷使。 「ほんとにおまえは馬鹿だな」 「中高年は汚いからダメ」 「てめえみてえなじじい、いらねえから」 塩素ガスがたちこめる密室で6時間にわたって「イチゴのへた取り」、 倉庫内で1日中カッターナイフをふるう「ダンボール箱の解体

    【読書感想】中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2015/06/09
    誰かがやらねばならない仕事ではあるのだけど、非正規労働者については少なくとも最低賃金をもっともっと上げるべきなのだと思う。
  • 【読書感想】ジェフ・ベゾス 果てなき野望 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ジェフ・ベゾス 果てなき野望 作者: ブラッド・ストーン,滑川海彦,井口耕二出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2014/01/08メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (22件) を見る Kindle版もあります。 ジェフ・ベゾス 果てなき野望?アマゾンを創った無敵の奇才経営者 作者: ブラッド・ストーン出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2014/01/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 ■アマゾン創業者ジェフ・ベゾス、奇才経営者の実像に迫る物語 インターネットに大きく賭け、買い物や読書の習慣を大きく変えてしまった アマゾン創業者、ジェフ・ベゾス。書は、その奇才の生い立ちから現在までを 詳細に追った物語である。 宇宙に憧れた聡明な少年が、ウォールストリートの金融会社をへて、 シアトルで創業。当初はベゾス夫婦とエンジ

    【読書感想】ジェフ・ベゾス 果てなき野望 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/09/12
    なるほど、Amazonのマーケットプレイスは、手数料商売というだけではなく、自動売れ筋商品発見器でもあるのか。たくさん売れてるのがあれば自社でもっと安く売ると。よくできた仕組みだ。
  • 【読書感想】本は死なない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」 作者: ジェイソン・マーコスキー,浅川佳秀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/19メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。僕は紙で読みましたが、内容や外部へのリンクの使い勝手を考えると、電子書籍を読める環境の人は、Kindle版のほうが良いかもしれません。 は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」 作者: ジェイソン・マーコスキー出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 初代キンドル開発者にして、電子書籍の基準を創った天才の独白。 紙のをそのまま最初から読む時代(Reading 1.0)から、デジタルの特性を活かした電子書籍を堪能する時代( Reading 2

    【読書感想】本は死なない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/08/06
    Kindle開発者の著作。「紙の本は死なない」という話ではなく、「本は電子書籍という形で生き残っていく」という話である模様。ですよねー。
  • 【読書感想】ブラック企業経営者の本音 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ブラック企業経営者の音 (扶桑社新書) 作者: 秋山謙一郎出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2014/03/01メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 ブラック企業経営者の音 (SPA!BOOKS新書) 作者: 秋山謙一郎出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2014/05/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 ■経営者サイドから見たブラック企業の経営哲学■ 長時間労働に賃金未払いを従業員に強い、使い捨て感覚で労働者を酷使するブラック企業。 数々の報道でブラック企業の実態は照らされ、社会問題にもなった。 しかし、その多くが�虐げられる側�の証言に基づいたものであり、 経営者サイドがなぜ従業員から時間や金、人としての尊厳まで搾り取るのか、声はなかなか聞こえてこない。 そんな現状を打破しようと、気鋭のジャーナリスト

    【読書感想】ブラック企業経営者の本音 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/06/30
    濃い人間関係による洗脳の過程なんかは新興宗教と似ているのかもしれないけど、一律に是正するのは難しい。現実的には、程度がひどいものから少しずつ何とかしていくしかないのだろうと思う。
  • 【読書感想】沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (ワンテーマ21) 作者: 樋渡啓祐出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2014/05/08メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る Kindle版もあります。 沸騰!図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (角川oneテーマ21) 作者: 樋渡啓祐出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/05/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 人口5万人の九州の小さな町に、全国から100万人が訪れるすごい図書館がある。市民も観光客も満足するさまざまなアイデアの数々と、建設を実現するまでの奮闘を仕掛け人自らが解説する。 内容(「BOOK」データベースより) これからのとの出会いのカタチ。人口5万人の町に日中から客が訪れる武雄市“TSUTAYA”

    【読書感想】沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/06/06
    武雄市図書館については、誤解を恐れずに言えば、図書館業界人が自分の守ってきたテリトリーを荒らされる予兆を感じたが故の炎上だと思っている。で、そういう外からの刺激は、図書館業界には必要だったとも。
  • 【読書感想】「ななつ星」物語: めぐり逢う旅と「豪華列車」誕生の秘話 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「ななつ星」物語: めぐり逢う旅と「豪華列車」誕生の秘話 作者: 一志治夫出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/04/21メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 豪華寝台列車『ななつ星in九州』開発秘話 2013年10月15日、豪華寝台列車『ななつ星in九州』が運行を開始した。定員30人、14室すべてがスイートという7両編成の列車にかけられた製造費はおよそ30億円。豪華客船が寄港地を巡るように、列車の旅と観光を組み合わせた日で初めてのクルーズトレインである。九州7県を周遊する3泊4日のコースと九州北部を周遊する1泊2日のコースで運行され、ひとり約18万円~70万円という破格の料金にも関わらず、半年先まで予約が完売。この夢の列車はどのように開発されたのか。四半世紀に渡ってJR九州の観光列車を手がけてきたデザイナーの水戸岡鋭治とJR九州社長・唐池恒二が目指

    【読書感想】「ななつ星」物語: めぐり逢う旅と「豪華列車」誕生の秘話 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/05/23
    カシオペアに乗る夢は果たしたので、次は是非ななつ星に乗ろうと思った。そして乗る前にはできればこの本を読んでおきたい。
  • アナと雪の女王 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。 参考リンク:映画『アナと雪の女王』公式サイト 2014年13目の劇場での鑑賞作品。 観た映画館が、月曜日は全作品、全上映時間1100円というキャンペーンをやっていたため、夕時の観客は30人くらいと、けっこうにぎわっていました。 この映画を未見の僕の5歳の息子でさえ、最近は事あるごとに「れいごーー、れいごおおおーーー」とたぶん意味もわからないまま歌っているくらい大ヒットしているこの作品。ようやく観た、という感じです。 息子と一緒に行こうと思っていたのですが、あの歌はけっこう歌っているくせに

    アナと雪の女王 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/04/21
    むしろ凡庸な脚本家なら堕ちていく様を書きがちなところを、スパッと切り捨ててエンターテイメントに徹してるあたりに脚本家の力量を感じた(割り切ってなお受けるのは「ディズニー」の下駄のお陰ではあるにせよ)。
  • 【読書感想】なぜ僕は「炎上」を恐れないのか ☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書) 作者: イケダハヤト出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/02/18メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 人に嫌われようと、「正しいものは正しい」と伝える。いいたいことは我慢しない。衝突、炎上、なんでも来い!年間500万円を売り上げるプロブロガーが、仕事人生を熱く語った。小学生時代、テレビゲームの分野で負けなくなった。中学校時代、個人ニュースサイトで月間50万PVを集めた。高校時代、吹奏楽部で自信を取り戻した。大学受験時、偏差値が55から早稲田大学政治経済学部に現役合格。―さまざまな「炎上」をきっかけに、前向きな人生を歩み続ける著者の、ストレスフリーな生き方指南。 うーん、これはある意味、すごい新書です。 「現代の奇書」と読んでもいいかもし

    【読書感想】なぜ僕は「炎上」を恐れないのか ☆☆ - 琥珀色の戯言
    IthacaChasma
    IthacaChasma 2014/02/24
    炎上芸人が炎上を恐れないのは当たり前で、この本も炎上芸の一つだと分かる書評。/ 岡本太郎は自分の作品を強烈に愛していたし、自分の作品に強く責任感を持っていた。イケダ氏が自分の正当化に使うなど言語道断。
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