鹿児島県阿久根市の出直し市長選で落選した竹原信一前市長を支持する市民らは18日、「阿久根を考える会」を設立し、市役所1階ロビーで意見交換会を開いた。 意見交換会には50人以上が集まり、専決処分で副市長に選任され、17日に解任された仙波敏郎氏や、竹原氏が採用した市職員も参加。代表に就任した仙波氏は「対話を重んじる市長が問答無用で私を解職し、総務課長も更迭した。報復人事だ」などと西平良将市長の批判を展開し、決起集会の様相を呈した。 竹原氏は意見交換会に先立ち、報道陣に「議会を解散し、市民側の議員を当選させなければならない」と述べ、議会解散の賛否を問う住民投票(2月20日投開票)に向けて活動していく考えを示した。