アメリカの経済誌「フォーブス」が世界で影響力を持つ人物の番付を発表し、ロシアのプーチン大統領がアメリカのオバマ大統領を抜いて1位になりました。 アメリカの経済誌「フォーブス」は毎年、各国の首脳や企業経営者などから世界で影響力を持つ人物を選び、番付を発表しています。 30日、72人を対象としたことしの番付が発表され、ロシアのプーチン大統領が去年おととしと2年連続トップだったアメリカのオバマ大統領を抜いて1位に選ばれました。 理由について、「勢いが衰えてきたオバマ大統領に対して、プーチン大統領はロシア国内を完全に掌握している」としています。 そして、アメリカの世界的な影響力にロシアが勝った事例として、ロシアの提案によってアメリカの軍事行動を回避することができたとされるシリア問題とアメリカ政府の反対にも関わらず、ロシアがアメリカの情報機関の元職員の亡命を認めた問題を挙げ、「国際的な権力のありかが