印刷 動物園の視察でイルカとふれあう朴元淳ソウル市長(中央)=市提供 「イルカのショーは動物虐待だ」とする動物保護団体の主張を受け入れ、ソウル市は、市が運営する動物園のイルカショーを19日から中止した。韓国ではイルカの捕獲は、調査目的などを除き原則禁止されているが、不法に捕獲されたイルカがいることも分かり、故郷の韓国南端の済州島(チェジュド)の海にかえす方針だ。 中止するのは「ソウル大公園」の人気イルカショー。5頭のうち1頭が、済州島の業者により不法に捕獲されたことが海洋警察庁の捜査で判明し、動物保護団体がショーの中止とイルカ解放を求めていた。 購読されている方は、続きをご覧いただけます