東京ガスは、子会社が取引先の企業向けに公開していたウェブサイトに、4年近くにわたって外部からの不正なアクセスがあり、個人の氏名や金融機関の口座番号などの顧客情報が最大で4400件流出したおそれがあると発表しました。 東京ガスが子会社などを対象に実施した検査で不正アクセスの疑いが見つかり、セキュリティーの専門機関が詳しく調べた結果、平成24年1月から先月までの4年近くにわたって不正なアクセスが138回あり、実際に侵入された形跡が4回確認されたということです。 流出した顧客情報は最大で4400件に上るおそれがあり、個人の氏名や金融機関の口座番号などが含まれているということです。東京ガスは、これまでに情報が悪用されたケースは確認できていないとしていますが、このウェブサイトを閉鎖するとともに、すべての顧客に文書を送って謝罪することにしています。 東京ガスは「セキュリティー対策が甘かった。今後は、専