【ソウル時事】韓国外務省は4日、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像について「民間が自発的に設置したものであり、政府がどうこうできる事案ではない」と強調するコメントを出した。 先月28日の日韓合意で、韓国政府は少女像に関し「日本政府の懸念を認知し、関連団体との協議などを通じて適切に解決されるよう努力する」と表明。これについて、岸田文雄外相は4日の記者会見で「適切に移設されるものと認識している」と発言した。コメントはこれに反論したものだ。
韓国の朴槿恵(パククネ)大統領の名誉を記事で傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し、無罪を言い渡した一審判決について、ソウル中央地検は22日、控訴を断念すると明らかにした。加藤氏の無罪が確定する。地検は、韓国外交省が判決直前、法務省を通じて裁判所に、日韓関係のために善処を要請した点などを考慮したなどと説明した。 加藤氏は、昨年4月の旅客船沈没事故の当日に朴大統領が元側近の男性と会っていたとの「うわさ」を産経新聞のウェブサイトに書き、情報通信網法違反(名誉毀損(きそん))の罪に問われた。 ソウル中央地裁の判決は、「うわさ」の内容は虚偽で加藤氏もそれを認識していたと認定し、「私人」としての朴氏に対する名誉毀損は認めた。ただ、加藤氏の記事の目的は韓国の政治状況を伝えることで、名誉を傷つける意図はなかったとして、無罪を言い渡した。 ソウル中央地検は判決について、加藤氏が
【ソウル時事】戦時中、日本に徴用された韓国人元労働者7人が新日鉄住金(旧日本製鉄)を相手取り、1人当たり1億ウォン(約1100万円)の損害賠償を求めた裁判で、ソウル中央地裁は13日、原告の請求を全面的に認める判決を言い渡した。 韓国最高裁は2012年5月、戦時徴用をめぐり、1965年の日韓請求権協定で原告個人の請求権までは消滅していないなどとして、元労働者側の主張を全面的に認めた。これ以降、高裁の3件、地裁の2件で、新日鉄住金を含め日本企業に賠償を命じる判決が相次いでおり、今回もこの流れを踏襲した。 原告らは、戦時中、日本製鉄の釜石製鉄所、八幡製鉄所に強制動員され、過酷な労働を強いられたとして、13年3月にソウル地裁に提訴した。判決は、徴用に当たり脅迫、強制などの不法行為があったと認定。請求権協定や時効で請求権は消滅したとする被告側の主張は受け入れられないと指摘した。 新日鉄住金は判
韓国で、太平洋戦争中に徴用工として日本の工場などで働かされたとする元労働者や家族10人が新日鉄住金に対し、損害賠償を求めた裁判で、ソウルの地方裁判所は、「個人の請求権は消滅していない」として7400万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。 ソウル中央地方裁判所は13日、「個人の請求権は消滅していない」として、原告側の主張を大筋で認め、新日鉄住金に対し、合わせて7億ウォン(およそ7400万円)の賠償を命じる判決を言い渡しました。 新日鉄住金は「徴用工の問題は1965年の日韓請求権協定で完全に解決しているというのが当社の主張であり、控訴して、引き続き主張の正当性を明らかにしていきたい」とコメントしています。 日本政府は、元徴用工といった個人を含め請求権に関わる問題は50年前の日韓国交正常化に伴って結んだ協定で、すでに解決済みだという立場です。しかし、韓国では3年前、最高裁判所が「個人の請求権
11月24日、ソウル市が運営するテーマパーク「ソウル大公園」内にある動物園で、飼育員が虎に首を噛まれ意識不明の重体になる事故があった。飼育員が飼育場を掃除しようと入ったところ、虎を隔離していた別の部屋のドアが開いてしまい、虎が飛び出して飼育員を襲った。 事故を起こしたこの虎は、3歳のオスで体重180キログラム。ロシアのプーチン首相(現在は大統領)が2011年、韓国・ロシア修交20周年の記念に贈ったものである。 この飼育場には猛獣がいるにもかかわらず監視カメラがなく、飼育員が事故に遭ったことに誰も気付かなかった。偶然通りかかった売店の人が見つけて通報したという。 警察と救急隊が駆けつけた時、虎は飼育場の外にある飼育員が通る通路に座っていた。来場者がいる場所と虎の間には1.4メートルの高さの柵しかなかった。虎が十分飛び越えられる高さだ。もし虎が興奮して柵を飛び越えた場合、ソウル大公園内にいた来
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