スペイン北部バスク(Basque)地方の地元紙ガラ(GARA)がウェブサイト上に掲載した、同地方の分離独立を求める非合法組織「バスク祖国と自由(ETA)」メンバーが武装闘争の停止を宣言するビデオ映像(2010年9月5日撮影)。(c)AFP/BBC/GARA 【9月6日 AFP】スペイン北部バスク(Basque)地方の分離独立を求める非合法組織「バスク祖国と自由(ETA)」は5日、武装闘争を停止するとのビデオ声明を発表した。ビデオ映像では覆面姿のETAメンバーが、「数か月前に、武力による闘争は行わないと決定した」と宣言している。 だが、停戦宣言が恒久的なものか、一時的なものかは明らかにしていない。このため、スペイン各政党は今回の停戦宣言を懐疑的に受け止めており、ETAに対し恒久的な武器放棄と組織の解体を求めている。 米国、欧州連合(EU)がテロ組織に指定するETAは、40年以上にわたって武装
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