今年度版の「ファイル共有の利用に関する調査」が公表された。この調査は、これまでACCS(コンピュータソフトウェア著作権協会)がユーザへのアンケート調査、Winny/Shareなどのクローリング調査をそれぞれまとめて公表していたのだが、今年はアンケート調査をCODA(コンテンツ海外流通促進機構)を、クローリング調査をACCSが行い、それぞれ公表した。 今年度のアンケート調査では、これまでのPC向けウェブアンケートに加え、新たに中高生を対象にモバイルによるアンケートを行っている。なかなか興味深い試みだ。 とりあえず、アンケート調査からざっと目を通しているのだけれど、腑に落ちないことがあったので、とりあえず突っ込んでみるよというお話。 ファイル共有ユーザの割合 今年度調査の結果、現在ファイル共有を利用しているとされるユーザは調査対象全体の5.8%、過去の利用していたとされるユーザは全体の12.8
![「ファイル共有の利用に関する調査」に呆れるの巻 - P2Pとかその辺のお話@はてな](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bd6bb6e4741ba5e0db6e985f46a13341b4221a77/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fheatwave_p2p%2F20110206%2F20110206005418.png)