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フラーレンに関するItisangoのブックマーク (4)

  • 東大、リチウムイオンを閉じ込めたフラーレンの化学修飾に成功

    東京大学(東大)は、精密な分子合成技術によりフラーレンの籠の中にリチウムイオンを閉じ込めた「リチウムイオン内包フラーレン」の化学修飾に成功し、有機電子材料「リチウムイオン内包PCBM(有機薄膜太陽電池に用いられるフラーレン誘導体の標準材料)」を開発したことを発表した。従来の何も内包していないPCBMに比べて、今回の新規材料は、格段に高い電子捕集能を持つため、有機薄膜太陽電池の高効率化研究に役立てられると期待されるという。同成果は、同大大学院理学系研究科 光電変換化学講座(社会連携講座)の松尾豊特任教授と岡田洋史特任研究員、東北大学、リガク、イデアルスター、イデア・インターナショナルらによるもので、米国化学会誌「Organic Letters」に掲載された。 太陽電池はクリーンな自然エネルギーとして注目を集めているが、結晶系太陽電池の製造コストは依然として高く、印刷法を用いることで安価に製造

    東大、リチウムイオンを閉じ込めたフラーレンの化学修飾に成功
  • NIMS、フラーレンナノウィスカの超伝導化に成功

    物質・材料研究機構(NIMS)は12月27日、フラーレンナノウィスカの超伝導化に成功したことを発表した。同成果は、同ナノフロンティア材料グループの高野義彦グループリーダー、竹屋浩幸主席研究員、フラーレン工学グループの宮澤薫一グループリーダーらによるもので、2012年1月5日からNIMSにて開催される特定領域研究会議で発表される予定。 フラーレンナノウィスカは、ナノサイズのカーボン素材で、軽くて細長いファイバ形状をしている。従来の超伝導物質、特に超伝導転移温度の比較的高いものは主として金属間化合物やセラミックスであり、重量が大きく硬い材料が多かった。 フラーレンC60は、1970年に大澤映二氏が存在の可能性を理論的に予言し、1985年ハロルド・クロトー氏、リチャード・スモーリー氏、ロバート・カール氏らにより発見された。1990年にクレッチマー氏、ハフマン氏が抵抗加熱法による大量合成法の開発と

    NIMS、フラーレンナノウィスカの超伝導化に成功
  • 41年前、日本でグラフェンができていた? : 有機化学美術館・分館

    9月17 41年前、日でグラフェンができていた? サイトでも何度も取り上げている、フラーレンの発見は1985年のことです。ここからは様々な新しい化学が生まれており、1996年にはこの功績で、発見者のCurl・Kroto・Smalleyらがノーベル賞を受賞しています。 C60 フラーレン このフラーレンは発見の15年前、日人によってその存在が予測されていました。豊橋技術科学大の大澤映二教授(当時)がその人で、1970年に理論計算によってC60が安定に存在しうることを示していたのです。ただしこれは日の雑誌に発表されただけでしたので海外の注目を浴びず、フラーレンの発見までほとんど知られることはありませんでした(以前、館で紹介しました)。 ところがこれと似た話で、知られざる日人の先駆者がいたというお話を最近聞きましたので、ご紹介しましょう。 フラーレンの発見後、様々な炭素素材、いわゆる

    41年前、日本でグラフェンができていた? : 有機化学美術館・分館
  • 東工大、新規な分子カプセルによるフラーレンC60の選択的な内包に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京工業大学(東工大)資源化学研究所の吉沢道人准教授と貴志礼文大学院生らの研究グループは、巨大分子フラーレンC60を選択的かつ完全に内包できる「分子カプセル」の簡便な合成法を開発したことを明らかにした。同成果は、米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」(オンライン版)で公開された。 自然の中には、直接見ることのできない、ウイルスキャプシドのような数nmクラスのカプセルも存在しており、このような生体カプセルを模倣して、人工カプセルを分子で作る試みが、各所で行われている。しかし、合成の煩雑さや構造の安定性などに問題があり、また1nm以上の巨大分子を完全に内包できる分子カプセルの合成は、達成されていなかった。 フラーレンC60などの1nmサイズの完全炭素化合物は、その構造や性質から、次世代の機能性ナノ材料として注目されているが、フラーレンは

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