上の写真は、"On Lisp"や"ハッカーと画家"などの著者ポール・グレアムです。 ポール・グレアムは、 自身のブログ でLispに関する記事を多く執筆しており、現在はLisp方言の Arc に力を入れているようです。 以下の内容は、このポール・グレアムのLispに関する知見を元に自分なりにまとめたものです。 Lispのすごさとは 今まで自分は、"Lispはすごい" と思いながらも、実は半信半疑な部分がありました。 ところが、意外なところでそれがわかったのは、 プログラミングClojure 第2版 を読んだときでした。 以下、その文章の引用です。 言語の中からその言語を変えてしまうというのはLispに特有の利点だ。この利点は次に挙げるようなさまざまな側面をもつ。 Lispは同図像性を持つ(homoiconic)言語だ。すなわち、LispのコードはLispのデータでもある。これによって、「プ