日本コカ・コーラのグループ3社は10日、清涼飲料水「い・ろ・は・す みかん」のペットボトル商品(555ミリ・リットル)の一部にカビが混入していたとして、近畿、中国、九州北部の2府12県で販売した69万本を自主回収すると発表した。 対象商品はグループの大山工場(鳥取県伯耆(ほうき)町)で9月14~17日に製造され、福岡、佐賀、長崎の九州3県のほか、中国5県と近畿の2府4県の量販店などで販売。賞味期限はすべて2013年7月8日と記載されている。 購入客から「藻のようなものが入っている」と指摘があり、社内調査の結果、製造工程で一部の商品にカビが混入していたことが判明。コカ・コーラ側は「飲んでも健康への悪影響はない」としている。 問い合わせは製品回収事務局(0120・258・697)へ。