神奈川県相模原市の児童相談所で、職員が紛失物を探すため、一時的に保護していた少女らに対し服を脱がせて所持品検査をしていたことが分かり、相模原市は子どもの人権を無視した行為だったとして少女らに謝罪しました。 児童相談所では、子どもどうしがメモを使って連絡先を教え合うことなどを防ぐため、施設内に置いてある紙の管理を徹底していたということです。 児童相談所を所管する相模原市こども育成部の佐藤暁部長は「人権を侵害する不適切な対応であり、職員への指導を徹底し、再発防止に努めたい」と話しています。
事件の被害者が法廷で意見などを述べる「被害者参加制度」の対象になっていない事件で、東京地方裁判所が誤って被害者側の参加を認め、2審の東京高等裁判所から「法律違反は明らかだ」と指摘されていたことが分かりました。 その後、2審から担当することになった被告の弁護士が、刑事訴訟法で児童福祉法違反の罪は被害者参加制度の対象外とされていると主張したところ、東京高等裁判所は、先月言い渡した判決の中で、「1審の法律違反は明らかだ」と指摘しました。一方、東京高裁は「被害者側の意見が刑の重さに影響を及ぼしたとは認められない」として控訴を退けたため、被告は最高裁判所に上告しました。 東京地方裁判所は「被害者参加を誤って許可したことは誠に遺憾だ。再発防止に努めたい」とコメントしています。
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