悩みやストレスを抱えている時や、たっぷり頭を使った日など、消灯後なかなか寝付けないことがある。なんとかリラックスしようと、体勢を変えてみたり枕の位置を変えてみたり、もぞもぞ…。スムーズに眠りに入るコツなんてないものだろうか…? 「春先など季節の変わり目は、自律神経が乱れやすい時期です。ひどい時には不眠だけでなく、自律神経失調症を起こして心拍が乱れたり、血液の循環が不順になったり、深刻な変調をきたすことも。そうした自律神経の乱れを整えるために“呼吸”が有効であることは、医学的にも証明されているんです」 そう語るのは、『ココイマヨガ』主宰者の青柳五月さんだ。精神をリラックスさせるには、副交感神経を優位にすればいいそうだが、呼吸によってそれをコントロールできるという。 「人は誰しもリラックスしている時には、落ち着いたリズミカルな呼吸を刻んでいます。逆に、不安に襲われていたり激しく落ち込んで