日本の集団的自衛権行使容認をめぐる議論に関し、韓国政府が最近、韓国側の要請を盛り込んだ「三大原則」を外交ルートを通じ口頭で日本政府に伝えたと、25日付の韓国紙、中央日報が報じた。北朝鮮に対する自衛権行使でも、韓国の事前承認を得ることなどを求めている。 韓国内では、集団的自衛権行使容認が日本の軍事大国化につながるとの懸念が根強いが、米国など国際社会が行使容認への支持を表明する状況で反対を続けるのは困難と政府が判断、行使における韓国側の立場や憂慮を明示したもようだ。 三大原則は、(1)日本の集団的自衛権行使容認の議論は、朝鮮半島をはじめ地域の安定と平和に寄与しなければならない(2)朝鮮半島問題への対処はあくまでも米韓同盟に立脚する(3)集団的自衛権行使は韓国の憲法と整合性を持つべきだ-との内容。(共同)
韓国政府が日本の集団的自衛権の行使議論に関連して「3大原則」を日本政府に提示したことが確認された。 高位外交消息筋は24日「日本国内の集団的自衛権議論に韓国の立場を十分に反映できるように、韓国の立場と憂慮を込めた『3大原則』を最近、口頭で伝えた」として「これは日本国内の集団的自衛権議論が不可側な方向に発展しないよう警告の意味も含めている」と伝えた。 日本政府の関係者もこの日「韓国政府の最終的な見解を盛り込んだ正式文書やガイドラインではないが、外交ルートを通じて韓国の基本的立場が日本政府に伝えられた」として「懇談会(安倍首相の私的諮問機関『安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会』)の提言書が確定すれば、韓国の立場などを考慮して政府内議論を始める方針」と話した。韓国政府が述べた「3大原則」は▼日本の集団的自衛権行使の議論は韓半島をはじめとする地域の安定と平和に寄与しなければならない▼韓半島問
米韓 有事想定で合同軍事演習 2月15日 16時30分 朝鮮半島の有事を想定したアメリカと韓国の大規模な合同軍事演習が、今月28日から、アメリカの空母も参加して韓国で行われることになり、北朝鮮の反発が予想されます。 この合同軍事演習は、毎年、この時期に行われているもので、ことしは韓国軍の20万人余りとアメリカ軍の1万2000人余りが参加して、今月28日から韓国各地や沖合の海上で始まります。韓国軍によりますと、演習にはアメリカ海軍の空母も参加するということです。主な演習は来月10日までの11日間にわたって行われ、部隊の機動訓練の一部は4月30日まで続けられるということです。演習では、指揮所の態勢の点検に加え、敵の軍が核や弾道ミサイルなどの大量破壊兵器を使えなくするための訓練や、局地的な挑発行為に対応するための訓練も行われる予定です。これについて、韓国に駐留するアメリカ軍のシャープ司令官は「さ
年末までに武器輸出の規制緩和が決まりそうです。日本はこれまで「武器輸出三原則等」によって武器の輸出を厳しく自主規制してきました。しかしここにきて緩和への動きが急速に強まっています。いったい何故でしょうか?? 緩和についての誤解 最大の理由は、ヨーロッパのミサイル防衛のため 自衛隊の次期戦闘機(F-X) 個別・具体的で冷静な議論が必要 お勧め文献 関連記事 武器輸出 ミサイル防衛 戦争における人道 軍事リテラシー 緩和についての誤解 武器輸出の問題は、かなり重要なトピックでありながら、事実に基づかない報道や解説が数多くおこなわれています。例えば10月15日のNewsWeekにこうあります。 菅内閣は「武器輸出3原則」の緩和を検討しているようです。菅総理にしても北澤防衛相にしても真意が今ひとつ読めません。……まあ「何となく全部を混ぜた」というのが真相だと思うのですが、その中心にあるのは「不況だ
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