立つほどに硬いジーンズ開発 極厚の帆布使用：朝日新聞デジタル相撲の稽古回しや体育館のマットに使う極厚帆布を使い、支え無しで立つほど硬いジーンズ「Ｇ帆（ジーハン）」を、岡山県倉敷市児島駅前２丁目のジーンズメーカー「ビッグジョン」が開発した。１１日からネットで販売している。 国内初の量産ジーンズを同社が発売してから今年で半世紀。当時のように木づちでたたいて折り目をつけた。バッグや靴を縫うミシンを改造し、通常より約３倍太い針の特殊ミシンで縫った。生地は帆布メーカー「タケヤリ」（同市曽原）が提供してくれた。 厚さ１・３７ミリの３号仕様の重さは約１・５キロで通常のジーンズの２本分はある。「履くとこすれて血が出るかも」と担当者。作るだけでなく、履くのも挑戦かもしれない。 ３号仕様（税抜き５万円）と厚さ０・９８ミリの６号仕様（同３万８千円）の２種類で、それぞれ男性用５０本限定。詳しくは同社のオンラインショップ（http://store.bigjohn.co.jp
