ワシントン(CNN) 米軍は、日本支援に関する通信の帯域幅を確保するため、動画投稿の「ユーチューブ」や通販の「アマゾン」など、計13サイトへの軍コンピューターからのアクセスを遮断した。CNNが通知メールを入手し、米戦略軍が認めた。 戦略軍の報道官によると、遮断は国防総省のコンピューターシステム全体で14日から実施されている。太平洋軍が震災支援の作戦のため、帯域幅の確保を要請した。 対象はほかに、スポーツ専門チャンネル「ESPN」や音楽専門チャンネル「MTV」のサイト、ネットオークションの「イーベイ」など。内容にかかわらず、通常のアクセスが多いとの理由で選ばれた。 同報道官は、日本の復興支援に全力を挙げるための一時的な措置だと強調している。軍の通知によれば、今後対象を拡大または縮小する可能性もあるという。