9月27日、欧州委員会は、米マイクロソフトにウェブブラウザーの選択機会を提供するよう求めた2009年の合意事項を同社が順守していないとして、制裁金を課す準備を進めていると明らかにした。写真は1月、サンディエゴで撮影(2012年 ロイター/Mike Blake) [ワルシャワ 27日 ロイター] 欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)は27日、米マイクロソフトにウェブブラウザーの選択機会を提供するよう求めた2009年の合意事項を同社が順守していないとして、制裁金を課す準備を進めていると明らかにした。 アルムニア委員は記者団に対し、「次の段階は同社が合意事項に違反していないかの正式な調査を実施することだ」と述べた。同委員はマイクロソフト自身が合意事項の違反を公に認めているため、調査は長くかからないはず、と述べた。