フィッシングやソーシャルエンジニアリングなどの詐欺行為は、専門家などの判断なしに識別したり防御することは難しい。10月8日、米陸軍研究所は、ペンシルベニア州立大学、カリフォルニア大学、デービス大学の研究チームに対し、人間の介入なしに対応可能なコンピュータセキュリティシステムを開発するため、2320万ドルの助成金を提供すると発表した。このプログラムの期間は5年間とされているがオプションで10年まで延長が可能。その場合は2500万ドルの追加資金が投入されるという(Slashdot DataCenter、本家/.)。 プロジェクトは、特定の相手とオンライン攻撃の種類を検出するリスク判定システムと最小コストと手間でそれらの脅威をブロックすることに焦点を当て、防衛手段を正確に自己判定し決定できるような人間の行動モデルを開発するという。米陸軍研究所のディレクターであるAlexander Kott氏は、