運転免許証に嘘の住所を記載したとして、警視庁公安部は免状不実記載容疑で、中核派の非公然活動家、丸山健二容疑者(63)を逮捕し、東京都江戸川区内の同派活動拠点「前進社」などを家宅捜索した。公安部によると、黙秘している。 逮捕容疑は平成24年8月、警視庁江東運転免許試験場で、前進社に住んでいるように装い、失効した運転免許証の再取得手続きをして、免許証に嘘の住所を記載させたとしている。 公安部によると、丸山容疑者は25年間にわたってデモなどの公然活動をした形跡がなく、テロ対象の選定や指名手配犯の逃走支援などの非公然活動に従事していたとみられる。