抗精神病薬の中でエビリファイは体重への影響が少ない薬物の1つである。 他の抗精神病薬からエビリファイに変更した際、大幅な体重減少が起こることは稀ではない。特に前薬がリスパダールやジプレキサの場合、減少幅が大きい。 添付文書的には、 体重増加 1~5% 体重減少 9%程度 となっており体重減少の人がやや多くなっているが、総合的には体重の変化が生じない人が最も多い。つまりエビリファイは、体重には中立かやや減少する薬物といえる。 これはおそらく無服薬の状況からエビリファイを服用したケースを言っているのであろう。他の抗精神病薬から変更であれば、おそらく減少する人はずっと多くなる。 初期に発売された非定型抗精神病薬、リスパダール、ジプレキサ、セロクエル、ルーラン4剤のうち、ルーラン以外はいずれも体重増加が起こりやすい。特に広汎性発達障害のように薬に敏感な人たちは著しい増加が生じることがある。 ル
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