線形時相論理(せんけいじそうろんり、Linear Temporal Logic、LTL)とは、時間に関する様相を持つ様相時相論理である。LTLでは、ある条件が最終的に真となるとか、別の事実が真になるまでその条件は真であるとかいった将来の出来事について論理式で表すことができる。 文法[編集] LTL では変項 や一般的な論理作用素 の他に以下の時相様相作用素を使用する: N (next) G (globally) F (in the future) U (until) R (release) 最初の3つの作用素は単項演算である。従って、 が論理式であれば、N も論理式である。最後の2つの作用素は二項演算である。従って、 と が論理式であれば、 U も論理式である。 意味論[編集] LTLの論理式の評価は経路上の位置における逐次的な真理値として評価される。LTLの論理式はその経路上の位置 0